- 出演者
- 宮根誠司 藤本万梨乃 木村太郎 河野玄斗
オープニング映像。
きょう雨の中、詰めかけた聴衆の中、東京都知事選への想いを語った蓮舫参院議員(56)。Mr.サンデーが蓮舫氏に、公約はいつ発表されるのか?と質問をすると、「全体像を示せるのは現職の方が、もし出られるのであれば同じくらいの時期にさせていただければと思います。」と話し、現職・小池都知事への対決姿勢を鮮明にした。出馬を表明し、精力的に動く蓮舫議員と、未だ静観を続ける小池都知事。共に国政を担っていた政治家同士の戦いの行方について、政治ジャーナリスト・伊藤惇夫、田崎史郎が2人の「実績」と「強み」をひもとく。田崎は、蓮舫氏に対し、「強みは、非常にキャッチーな言葉を被せるところ」と話す。今年4月、、自民党派閥の裏金事件をめぐる政治資金規正法の修正案について、岸田総理と対峙した蓮舫議員は、「”なんちゃって改革”じゃないですか。」と述べ、分かりやすい言い回しをした。一方、小池都知事の強みについて田崎は、「アピール力、相手への訴求力が強い。」と話した。さらに、2人の政治手腕について伊藤に聞いた。蓮舫氏について、「問題点・疑問点があると感じたら、そこを徹底的に解明していく。あの人の鋭い質問をするというのは、評価してもいい」「リーダーシップについては、発揮できる場が今のところまだ、蓮舫さんにはないですから評価しようがない。」とした。一方、「リーダシップ」について、「小池都知事は、国に先駆けて思い切った政策を打ち出し、東京都は小池都知事を中心に回ってることは間違いない。」と評価した。
7月7日投開票の「東京都知事選」。現在、出馬を表明してるのが、広島安芸高田市長・石丸伸二氏。立憲民主党・蓮舫氏。タレント・清水国明氏。元航空幕僚長・田母神俊雄氏。出馬に向けて調整を進めてる小池百合子都知事。小池都知事の出馬表明について田崎氏は、「定例会の最終日(12日)か、その翌日ではないか」と考えを述べた。票について、2年前に比べ「政治とカネの問題」で自民党票が減ってる可能性がある。また、都道府県の中で「立憲」と「共産」の選挙協力ができてるのは東京都。そのため、蓮舫氏が力を発揮する可能性もあるという。
東京都知事選に出馬を表明している小池都知事、立憲民主党・蓮舫参院議員の懸念点について、田崎史郎がスタジオで解説。小池氏は「自民党との繋がり」「アピール力が裏目に出るリスク」、蓮舫議員は「都議会との関係性」がポイントになるなどと解説した。
「殿様枕」は江戸時代の武士や芸者などに愛用された格が高い枕のこと。一見寝苦しそうなほど高いのはちょんまげなどの髪型を崩さないためだったと言われ、現代人には関係なさそうだが、現代人に話を聞くと、ベッドまでスマホを持ち込みつい枕を高くしてしまうという。現代版「殿様枕」を続けたことでまさかの事態に陥った男性がいる。
登山真澄さん(36)は学生時代から枕を2つ重ねること20年あまり。異変が起きたのは3年前のことだった。朝起きたら片頭痛が発生。だが普段から片頭痛持ちの登山さんは気にもとめず痛み止めを飲むと弟の運転で職場に向かった。すると車の中でいつもと違う異常を感じ、弟に救急車を呼ぶように頼んだ。弟が見ると黒目がブルブル震えていた。このとき登山さんに起きていたのは首の後ろの血管が裂ける「特発性椎骨動脈解離」。しかも血液が漏れ出したことで脳への血流が滞り脳梗塞まで合併していた。このときはなんとか一命をとりとめ元気になったが、のちにその原因が習慣化していた高い枕にあったのではとある医師たちに指摘され、今では薄い枕に変えている。登山さんにアドバイスしたのが「現場第一主義」の脳神経内科医長・田中智貴と“患者の人生ありき”がモットーの若手熱血医師・江頭柊平。この2人によってこれまで謎に包まれていた特発性椎骨動脈解離の一因が枕の高さにあると解明されることになる。2人が勤務していた大阪の国立循環器病研究センターでチームを組んだ。2人で初めて行った回診こそが特発性椎骨動脈解離で入院中の男性だった。このとき田中は普段から気になっていた枕と動脈解離の関係性を何気なく江頭に話した。椎骨動脈解離は多くの場合原因不明。高い枕が病気の原因かもしれないが高い枕とは何cm以上なのか。そこで江頭が向かったのは東京にある寝具メーカー「西川」の日本睡眠科学研究所。そのとき対応したのは野々村所長。何cm以上が高いといった基準はなく、各社でそれぞれ高い低いを決めているという。それでもこの相談に乗った理由について野々村は「我々も睡眠の質に関してはマットレスも枕も様々な研究開発をしてきた。しかし動脈解離という直接的な病気と枕の関係が分かったら」と話した。そこで野々村は過去の膨大なデータを提供した。江頭と田中は「高い」は12cm、「極端に高い」を15cmとしてアンケートを作成し、過去に特発性椎骨動脈解離を起こした53人と年齢・性別などを合わせた比較対象者53人に調査を実施した。すると12cm以上の枕を使っていたのは比較対象者が15%だったのに対し、椎骨動脈解離の経験者は34%と倍以上だった。さらに15cm以上の枕に至っては比較対象者が1.9%だったのに対し経験者は17%と10倍近い開きがあることが判明した。本来ならこれだけでも論文はかけたが、せっかくの発見も医療関係者だけしか読まない論文のままでは意味がない。そこで目をつけたのが「殿様枕」。さらに江戸時代の古文書に「寿命三寸 楽四寸」という言葉を見つけた。意味はちょんまげを崩さず楽に眠れる高さは四寸だが、長生きをしたければ三寸の枕を使え」ということ。四寸とは12cmのことだという。こうして江頭は論文にのせるための一次資料、つまり原本を探すために国立国会図書館へ行き古文とのにらめっこを続けること1週間。ついに原本を発見。こうして論文に名付けられたのは「殿様枕症候群」。せっかくの発見を一人でも多くの人生に役立てて欲しいという2人の思いが込められた論文は想像以上の広がりをみせていく。
2人が提唱した「殿様枕症候群」は狙い通り、キャッチーな見出しとともに各メディアがこぞって取り上げ、日本脳卒中学会でも2人は臨床部門 学会賞を受賞した。こうして「殿様枕症候群」という言葉とともに現代人の枕と病の関係を明らかにした2人の医師が伝えたかったのは「そもそも特発性椎骨動脈解離の発症率がすごく高いわけじゃないので、今すぐどうこうなるものではない。だから緩やかにこれをきっかけに睡眠習慣を見直してもらったら。枕が高くてもちょっと柔らかくして首のスロープをなだらかにしたらある程度はリスクは緩和されそうという知見も一緒に発表している。」、「これをきっかけに皆さん色んなところで研究とかスタートしていって、最終的には脳卒中・解離にならないようなことが分かるようになったらいい。
医師免許を持っているという河野さんは「直感的に危なそうだなと思うが、実際に研究としてやったのはすごいところだなと思う。」などとコメントした。
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MLBドジャースVSロッキーズ。ドジャース・大谷翔平選手は2番DHで登板し、メジャー通算100盗塁を達成。第四打席では2試合ぶりのヒットをみせた。先発の山本由伸投手は今季6勝をあげた。ドジャース4-1ロッキーズ。
きのう神戸市須磨区に開業した「神戸須磨シーワールド」。目玉となるのが、西日本唯一のシャチのショー。舞台に挑むのは、シャチの母・ステラと娘・ラン。この日はテールバーストという技の訓練を行っていた。5m超の巨体にして、10数センチの微妙な加減が求められていた。
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