- 出演者
- 山内あゆ 日比麻音子
オープニング映像。今日は自民党総裁選についていつもより時間を前倒しして伝える。
- キーワード
- 自由民主党総裁選挙
立憲民主党代表代行 辻元清美などのゲストの紹介。
自民党総裁選の1回目の開票結果を紹介。1位は181票を獲得した高市早苗、2位は154票で石破茂、3位は136票で小泉進次郎。小林鷹之は60票、林芳正は65票、上川陽子は40票、加藤勝信は22票、河野太郎は30票、茂木敏充は47票。いま行われている第2回目の投票は高市と石破の対決で決選投票となった。自民党本部で開かれている党大会の様子を紹介。立憲民主党代表代行・辻元清美は、高市さんの場合は、はっきる裏金議員を守るということや統一教会の問題の蓋をするという姿勢が返ってそれらに怯えてる人に評価されて流れたんじゃないかという気がする、などと語った。現在の党本部の様子を放送。今集計が行われている。
決選投票に残っている石破茂氏と高市早苗氏の地元の様子を伝える。石破氏の支援者が集まる鳥取市の会場から中継。会場には石破氏の妻も駆けつけている。今回で5度目となる総裁選挑戦を「最後の戦い」と位置付ける石破氏。鳥取県初の総理誕生をと地元の期待は高まっている。
高市早苗氏の地元の奈良・天理市から中継。天理市の奈良プラザホテルに設けられた会場から様子を伝える。高市氏の地元支援者ら80人ほどが集まり、総裁選の行方を見守っている。間もなく決選投票の結果が発表される。奈良初の総裁、初めての女性総理の誕生を固唾をのんで見守っている。
石破茂氏と高市早苗氏は先ほど決選投票を前に、最後の演説で支持を訴えた。石破茂氏は、国民を信じて逃げることなく、正面から語る自由民主党を作っていく、などと訴えた。高市早苗氏は、これからもみなさんと一緒に勝ち続ける、国でも地方でも選挙に勝ち続ける自民党を作ってまいりたい、などと訴えた。
自民党本部から中継。まもなく決選投票の開票結果が発表され、新しい自民党総裁が誕生する。1回目の投票では高市早苗氏の議員票が72票と予想を大きく上回り、報道陣が多く集まるフロアではどよめきが起きた。加藤元官房長官は推薦人20人を割る16人と発表されると、悲鳴にも似た声があがった。決選投票は国会議員票368票、都道府県連票47票で争われる。議員票については1回目の投票では石破氏46票、高市氏72票と高市氏が大きくリードしているが、岸田総理は決選投票では高市氏ではない候補の中で、1回目の投票で党員票が最も多かった候補に投票するよう旧岸田派の議員に指示している。多くの安倍派議員や麻生副総裁らは高市氏を支援する考え。1回目の投票では党員党友票でトップに立ち、議員票でも優位に立つ高市氏だが、推薦人の半数以上が裏金問題を抱える安倍派の不記載議員で、世論の批判にさらされ、次の衆院選や参院選では勝てないとの声も根強く、総裁選の行方は見通せない状況。
自民党総裁選は開票の結果発表までわずかとなった。1回目の投票は国会議員票367票、党員党友票は368票。過半数の獲得がなかったので決選投票となった。1回目の投票結果は高市早苗氏が181票で、国会議員票は72票、党友票は109票。石破氏は154票で国会議員票は46票、党友票は108票となった。立憲民主党代表代行・辻元清美のスタジオコメント。
高市早苗氏の議員票は173票、都道府県票は21票で合計194票。石破茂氏の議員票は189票、都道府県票は26票で合計215票。新総裁は石破氏となった。立憲民主党代表代行・辻元清美、TBSスペシャルコメンテーター・星浩、TBS報道局政治部長・岩田夏弥のスタジオコメント。
新総裁の石破茂氏が挨拶。「皆様のおかげで自民党総裁選に選出いただいた。全国の党員党友の皆様、同僚議員の皆様に厚く御礼を申し上げます。この日本国をもう1度笑顔で暮らせる安全で安心な国にするために全身全霊を尽くしてまいります」と述べた。
新総裁は石破茂氏となった。岸田文雄総裁から挨拶。「国民に自民党が変わろうとする覚悟を示していただいた。新しい総裁のもと、一致結束して責任を果たさなければならない。新しい成長型経済を目指し取り組みを加速していかねばならない。国際社会を協調に導いていかなければならない。国民の共感の得られる政治を実現していかなければならない。強力な内閣を作っていただき、結果を出していただきたい」と述べた。
新総裁に石破茂氏が選出。石破氏の地元から中継で伝える。決選投票の勝利が決まった瞬間、会場は大歓声が巻き起こった。石破氏の妻も支援者たちと握手や抱擁を交わし合った。現在は選対本部による結果報告会が行われ、来賓による挨拶が行われている。報告会冒頭では「石破茂自民党総裁誕生」と横断幕が除幕された。
小泉進次郎元環境大臣は「感謝の気持ちでいっぱい。党員、仲間の議員らに感謝。石破新総裁チーム一丸となって、出来ることを実行し支える。いつ選挙かは新総裁の判断。仲間のため全力を尽くす」と述べた。