- 出演者
- 檜山靖洋 首藤奈知子 三條雅幸 伊藤海彦 副島萌生
東京都は公立学校の教員採用試験の応募状況を毎年発表しており、今年度は9465人と昨年度から27人増加した。教員採用試験の応募者数は、平成23年度の2万人余をピークに、毎年1000人ほど減少していて、今回12年ぶりに増加に転じた。これについて都は、今年度から大学3年生から試験の一部を受けられたり、教員経験者の筆記試験を免除したりして試験を受けやすくした結果ではないかとみている。一方倍率は2.7倍と、採用予定者数がこの20年で最も多くなったことから過去最低となった。都の担当者は、「教員の人材確保は大きな課題なので、採用の間口を広げるとともに、教員の魅力を幅広く知ってもらう取り組みを続けたい」と話している。
- キーワード
- 東京都
今月1日に都内で上演された朗読劇「言葉つなぐ明日へ」は、朗読教室に通う失語症の人たちの心の内を描く群像劇とのこと。出演者のほとんどが失語症の当事者で、脚本も実体験をもとにしているという。出演者の梶彰子さんは、2014年に交通事故の後遺症で失語症を発症。最初は絶望感があったというが、2年前にリハビリとして朗読を始め、練習に打ち込むうちに気持ちも前向きになっていったという。劇の練習では、失語症の当事者として抱えてきた思いをどうすれば伝えられるか検討を重ねた。本番はほぼ満席で、自分の言葉で思いを伝えきった出演者に対し、客席から温かい拍手が送られた。梶さんは「言葉が出なくなってからひとつひとつの言葉がすごく大切にかじられるようになったと思います」などと話した。
創価大とアメリカの人権擁護団体が「ホロコースト」の歴史を写真パネルなどで紹介。実際に収容所で使われていた衣服なども展示、八王子で明日まで開催。