2023年9月10日放送 7:00 - 7:40 NHK総合

NHKニュース おはよう日本
▽G20閉幕へ▽ラグビー日本初戦へ展望

出演者
片山智彦 南利幸 寺門亜衣子 西阪太志 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像と挨拶。

(ニュース)
G20 首脳宣言を採択 現地の受け止めは

G20サミットで「すべての国は領土獲得のための威嚇・武力行使を控えなければならない」という首脳宣言が採択されたが、ウクライナを侵攻するロシアを名指しで非難する文言はなかった。ウクライナ外務省のニコレンコ報道官は、G20は何も誇れるものがないとコメントした。

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林外相 ゼレンスキー大統領と会談 官民挙げ復興支援の考え伝える

林外相がウクライナを訪問してゼレンスキー大統領と会談し、ロシアへの制裁とウクライナ支援を続ける方針を伝えた。会談には楽天・三木谷社長など、日本企業の幹部も同席した。

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13日の内閣改造表明へ 帰国後 人選を本格化

岸田首相はG20サミットから帰国後に、内閣改造と自民党役員人事を行うとみられる。麻生副総裁と茂木幹事長と山口国交相は、留任の方向で検討している。松野官房長官などを続投させるかなどが、内閣改造の焦点となり、女性閣僚が増えるのかも注目されている。

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(スポーツニュース)
日本 今夜チリ戦へ調整“タフでフィジカルな試合に”

今夜、ラグビーワールドカップで日本は初戦のチリ戦を迎える。日本代表の選手たちは試合会場のスタジアムで最後の調整に臨んだ。会場のあるトゥールーズのスタジアムで行われた前日練習で日本代表の選手たちは軽いランニングなどを行い、芝の感触を確かめた。また、実戦形式の練習では先発出場するメンバーとそれ以外のメンバーに分かれてフォーメーションを確認した。そんな中、キャプテンの姫野和樹選手は左足にテーピングをした状態で、全体練習に参加しなかった。そのことについてトニー・ブラウンアシスタントコーチは、「姫野選手はふくらはぎに違和感がある。試合に間に合えばいいが当日の朝、話をしてみる」と話した。一方、初戦の相手であるチリはワールドカップ初出場、世界ランキングは日本より下だがフィジカルが強い選手が多く、勢いのあるチームで前日練習ではリラックスした表情を見せた。

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廣瀬俊朗さんが展望 今夜チリと初戦

チリ代表についての解説。チリ代表について廣瀬さんは、「初出場で最初の試合、彼らにとって歴史的な日でモチベーションも高い。あまり情報はないがアメリカ代表に勝利しているので、結構勢いのあるチーム」と話した。また、チリ代表が海水浴をしている映像を見ながら「連帯感がありそう。いい体をしていて1人1人が強そうな印象を受けた」などとコメントした。チリ代表は33人中30人が普段同じクラブチームでプレイしており、4組の兄弟がいるという結束や連携が高いイメージがあるという。また、チリの中で国外のチームと試合してきているチームもあって、そこで強化されてきた部分もあるので、これまでのチリ代表とは大きく異なるだろうと話した。プレイの面での強みとして1人1人のタックルが刺さってくるように激しいのが印象とも語った。また、バックスの選手がボールを持ったら脅威の上がる選手がいるという。

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トゥールーズ(フランス)

チリ代表に迎え撃つ日本代表のスターティングメンバーについて解説。キャプテンの姫野和樹選手のケガについて廣瀬さんは「あまり無理しないほうがいいかなって気がしました」とコメントし、「もしかしたら代わりの選手が出るかもしれないが、みんながキャプテンのために頑張ろうって気になって逆に結束してチームがまとまる可能性がある」とも話した。また、イングランドとアルゼンチンの試合で調子の悪かったイングランドが快勝したことをあげ、これまでの準備にとらわれることなく、これからのパフォーマンスが大事だと伝え、経験ある選手が入ってきているので積極的に行ってくれると思うと話した。ワールドカップでは勝ち点が4で、4トライを決めるとさらに1点が貰える。廣瀬さんは「結果的に取れる展開になったらベストかなと思うので、アグレッシブな日本を見たい」などとコメント。また、攻撃に関してはボールが動いていて、ディフェンスは2人でどんどんダックルに入って、相手がスローボールになっている状態になれば日本としてはいい状態。前半からどんどん行ってほしいと締めくくった。

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イングランド×アルゼンチン 前半から予想外の展開に

ラグビーワールドカップ、プールDではイングランドとアルゼンチンが試合をした。対戦成績では19勝1分け5敗とイングランドが有利だが、現在世界ランキングではアルゼンチンが上という両チームの対戦。日本と同じプールでランキングは上位同士の対戦だが試合は前半から予想外の展開となった。前半3分、イングランドはカリーのプレイが危険と判断され、その後レッドカードで退場となる。1人少ない不利な状況のイングランドはアルゼンチンに攻め込まれるが、ゲームキャプテンのローズが固い守りを見せた。そして3-3で迎えた27分、イングランドの司令塔フォードが選択したのはドロップゴール。このキックで3点を獲得し勝ち越した。フォードは31分にも50mの距離からまたもドロップゴール。37分にもドロップゴールを決め、イングランドは9点リードで前半を終えた。後半もフォードのキックは安定感抜群で、26分までに4本のペナルティゴールを成功させアルゼンチンを突き放した。人数が少ない中でのディフェンスも崩れず、アルゼンチンの強力なフォワードの猛攻を受けるもトライをさせなかった。フォードは終了間際にもキックを決め、チームの全得点となる27点を獲得。第2戦を戦う日本にとっても脅威となりそうだ。初戦のチリ戦は7時30分からNHK総合、BS4Kで生中継、NHK+でも配信される。

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去年のワールドカップに続き 強豪ドイツから勝利!

サッカー日本代表、強豪ドイツとの強化試合。逆転勝ちした去年のワールドカップ以来の再戦となり、更に成長した姿を見せた。世界のトップに行くために内容にもこだわると意気込んだ森保監督。前半11分右サイドからの攻撃、クロスボールに合わせた伊東純也が先制点を奪った。その後追いつかれるが22分、再び右サイドから上田がうまく合わせ、日本は1点リードで前半を終えた。後半はドイツに攻められる展開が続くも、集中した守りで凌ぎ切り、終了間際には途中出場の久保がボールを奪って前線へ。最後は浅野にパスをしてゴールとなった。日本は4-1で去年のワールドカップに続いて勝利。今回は内容でも圧倒し、更に成長した姿を見せた。森保監督はインタビューで「チャレンジをしていこうと選手・スタッフ含めてチームとしてやれたのがすごくよかった」と話した。

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ベネチア国際映画祭 濱口監督作品“審査員大賞”

べネチア国際映画祭で、濱口竜介監督の映画「悪は存在しない」が審査員大賞を受賞した。濱口監督は、ベルリン国際映画祭やカンヌ映画祭でも主要な賞を受賞している。金獅子賞は、哀れなるものたちが受賞した。

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サイカル研究所
俳句にもAIが 広がる可能性

「閑さや 岩にしみ入る 蝉の声」「法師蝉 身を細うして 鳴きにけり」という2つの俳句。「閑さや 岩にしみ入る 蝉の声」は松尾芭蕉のものだが、「法師蝉 身を細うして 鳴きにけり」はAIが生成したもの。様々な分野にAI利用が広がっているが、現在は俳句にもAI利用が進んでいる。

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人工知能松尾芭蕉
俳句盛んな松山で 新たな動きとは

正岡子規の生誕地・松山で句会を主催する方に教わりながら山田アナが一句詠んでみることに。まずは周りの風景から気になるものを選ぶと良いそう。次に夏の季語を選ぶ。詠んだのは「砂利道を 自転車進む せみしぐれ」。松山で句会を訪ねた。この日は季語「虫」で詠んだ句などを持ち行った。句会では作者を伏せたまま俳句についての感想を交わす。注目の俳句は「白波の 立ち上がりたる 夜光虫」。この俳句は俳句AI「AI一茶くん」が作ったものだった。句会では2年前からメンバーの1人として作った俳句を投稿している。メンバーも人間だけの俳句作りに刺激が生まれたという。

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AI一茶くん人工知能松山市(愛媛)正岡子規
俳句にもAIが 広がる可能性

俳句AIを開発したのは北海道大学の研究チーム。中心となった山下准教授。これまで1億超の俳句を生成してきた「AI一茶くん」。山下さんたちが短い言葉の言葉のつながりで情景を表現する俳句を通してどんな言葉が人間の心を動かすのか研究しようとしている。人間はその時の風景や感情から湧き上がる言葉で詠むが、「AI一茶くん」は松尾芭蕉などの古典・現代俳句40万句、著作権が切れた日本語の文学作品などを学習。膨大なデータから関連の高い単語を確率的に選んで俳句を生成している。季語はあるか、すでにある俳句と似すぎていないかなど、フィルターを通して作る。研究を進めてどのような俳句が人の心を打つかが分かれば将来的に感情を汲み取って人の行動を支援できるAIが生まれると考えている。さらにAIが俳句の可能性を広げると期待する人もいる。数々の賞を受賞した若手俳人の大塚凱さん。いま挑戦しているのはAIとの共作。予め大塚さんの作風を学習させたAIに途中まで詠んだ俳句を完成させる。例えば「遮断器の 先のゆらめく」までは詠んだが、4年間ほど下の句が決まらなかった。そこでAIが示した候補にあったのが「桃の花」。こうした人間の創作とAIの生成との出会いを新たな創作の楽しみにしていきたいと思っている。著作権はAIが既存の俳句を学習用データとして利用するのは認められている。「AI一茶くん」では既存の俳句とは異なるようフィルターがかかっているので著作権への配慮がされている。ただ、人間の創作とAIの生成のバランスがとれたAIとの付き合いが大事。

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(気象情報)
全国の気象情報

全国の気象情報を伝えた。

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