2023年9月25日放送 7:45 - 8:00 NHK総合

NHKニュース おはよう日本
(関東甲信越)

出演者
首藤奈知子 三條雅幸 伊藤海彦 森田茉里恵 
(関東甲信越のニュース)
教室に入れない生徒たち 不登校を未然に防げ

東京・板橋区の中学校に通う3年生の男子生徒。1年生の途中で別の中学から転校、クラスに馴染めるか不安で教室になかなか入れない。この生徒が向かうのはSBSルームと名付けられた部屋。ステップバイステップの略で、一歩ずつ前に進もうという思いが込められている。ここには時間割はない。部屋の出入りも自由で勉強や読書など思い思いの時間を過ごせる。見守るのは教員やスクールカウンセラー。そして、教員資格を持つ保護者など地域の大人たち。SBSルームに通って1年半、今この3年生の男子生徒は勉強はこの部屋で、給食や学級活動などの時間は教室へ。両方を行き来しながらクラスの輪に溶け込み始めている。学校取り組みを始めた背景には、一旦不登校になると生徒への支援が難しいという現状がある。生徒が学校から離れてしまう前に、通える場として作ったのがSBSルームだった。しかし、部屋があるだけでは誰が心の不調を抱えているのかわからない。学校が取り組んだのは全校生徒へのアンケート。生徒一人ひとりの気持ちを可視化し、必要に応じてSBSの利用をすすめることにした。SBSルームで自身を取り戻し、再び教室に戻る選択をした生徒もいる。3年生のある女子生徒は友達との関係に悩み、半年間SBSルームに通った。絵を描いたりカウンセラーに話をしたりして過ごしていた生徒。担任に職員室から教室へ配布物を届ける仕事を任され、徐々に前向きになれたという。女子生徒は「役に立てているんだ」という気持ちになれたのだという。SBSルームがあることで他の生徒や教員たちの意識にも変化が見え始めている。校長は「うちの子たちのいいところはあの部屋に行っている子たちが教室に来た時には何事もなかったように受け入れてトランプやって楽しそうに笑っている。学校に来てくれさえすれば我々はいろんなアプローチの仕方で寄り添える」などコメント。

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板橋区立板橋第三中学校板橋区(東京)
“世界最小のシカ” プーズーの赤ちゃん公開

埼玉・東松山にある埼玉県こども動物自然公園で飼育されている南米に住む小型のシカ・プーズーは成長しても体長は80センチほど。世界最小のシカと言われている。動物園では今年7月に生まれたプーズーのメスの赤ちゃんを先月下旬から公開している。この赤ちゃんは来園者により、誕生日の7月3日の花、マツバギクにちなんでマツバと名付けられた。

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プーズーマツバマツバギク埼玉県こども動物自然公園東松山(埼玉)
栃木 那須高原

栃木・那須高原の中継映像を背景に現在の様子を伝えた。

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那須町(栃木)那須高原
交通情報

交通情報を伝えた。

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JR
気象情報

関東の気象情報を伝えた。

(エンディング)
エンディングトーク

首藤アナが「らんまんは最終週ですね。早いですね」などとコメントした。

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連続テレビ小説 らんまん

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