- 出演者
- 南利幸 寺門亜衣子 井上二郎 西阪太志
オープニング映像と挨拶。
阪神・淡路大震災が発生した1995年。1月17日兵庫県西宮市で撮影された写真に、呆然と立ち尽くしている安田大サーカスの団長・安田裕己が写っている。20歳の時、西宮市の自宅で被災した。地震の後、近くに住む祖母の様子を見に行くと、建物は崩れあちこちで火の手が上がり人々は混乱していたという。甲子園口駅前を通りかかると、親友がよく寝泊まりしていたマンションが倒壊していた。幼稚園の頃からの幼馴染で、2日前に一緒に成人式に出たばかりだった。この日も泊まっていて倒壊に巻き込まれたという。写真は、団長が親友のもとに駆けつけた際に撮影されていた。数日後、親友は瓦礫の下から遺体で見つかった。「お前は面白いから芸人になれ」とよく話していて、その言葉が団長を後押しした。デビューしてからは震災のことは話してこなかったのは、お笑い芸人が辛い話をしてもいいのか葛藤があったという。転機が訪れたのは東日本大震災。被災した人たちの助けになればと、役に立つ道具や気をつけることなど自らの経験をもとに綴ったところ、大きな反響があった。今、団長は講演会で笑いを交えながら阪神・淡路大震災の経験を伝えている。あの日起きたことを伝えることで、震災で犠牲になった人たちのことを忘れてほしくないと考えている。団長は、折に触れて親友の墓や家族の元を訪れている。元日の能登半島地震について、「被災地の復興に何が出来るか考え役に立てるよう頑張る」などとメッセージが紹介された。
藤井聡太八冠は去年10月に王座を獲得し八大タイトルを独占し、その後の竜王戦でも防衛を果たして八冠を守った。今日栃木県で開幕する王将戦で今年最初の防衛戦に臨む。これに先立ち、藤井八冠は新年に合わせた取材に応じた。また、全てのタイトルを独占したことで予選などがなくなり、対局数が減ることについては、練習対局の機会を確保することで取り組み方に差が出ないようにしていきたいとした上で、「盤を挟めば立場の違いは関係なく対等な勝負になるので、それほど意識せずに対局に臨む」などと意気込みを語った。この1年に行われる8つの防衛戦全てを制し、八冠を維持できるかが注目される。
スキージャンプの男子・小林陵侑選手が「ジャンプ週間」で2位に入った。小林選手は4戦とも2位になり、史上6人目 通算3回目の総合優勝を果たした。
プロボクシングの2階級で主要4団体の統一王者となった井上尚弥選手が日本選手として初めて、100年を超える歴史があるアメリカのボクシング専門誌で年間最優秀選手に選ばれた。去年、スーパーバンタム級に転向した井上選手は7月に世界タイトルを獲得すると、先月行われた王座統一戦を制して、史上2人目となる2階級での4団体王座統一を果たした。ボクシング界で権威があるとされるこの賞を日本選手が受賞するのは初めてで、アジアの選手としての受賞は6階級制覇を成し遂げたフィリピンのマニー・パッキャオさん以来、2人目だ。井上尚弥選手は、大変光栄に思うとコメントした。
車いすバスケットボールが、パリ大会出場権獲得への強化合宿を公開した。アジア・オセアニア選手権に優勝すればパリパラリンピックの出場権を獲得できる。東京大会で銀に貢献した鳥海連志選手。しっかりと出場権を獲得したいと語った。
大相撲二所ノ関一門の連合稽古が行われ十二人が参加した。大関経験者の高安が大関・霧島を相手に力強い相撲を見せた。高安は六勝二敗で霧島に勝ち越し、順調な仕上がりを見せた。
気象情報を伝えた。