- 出演者
- 南利幸 寺門亜衣子 井上二郎
中国の春節はきょうから8連休となる。中国政府は、春節の前後を含め40日間で帰省・旅行などで移動する人が「のべ90億人」となるという。90億人の大半は国内の移動となる。車移動が8割となる。景気の低迷を背景に節約志向がある。
今月14日にはインドネシアで大統領と副大統領を選ぶ選挙が行われる。有権者の数は、2億人以上だ。その半分は40歳以下だ。若者たちに対して、選挙戦を繰り返している。モニター越しに候補者と有権者が会話をできるという。ある候補者の支持団体が開発。副大統領候補のギブラン氏は、実はAIだとのこと。実際に対話しているのは支持団体の担当者だ。AIで候補者の映像と組み合わせている。自分の顔写真が候補者との合成写真になるアプリがある。政府は、選挙運動でのAI使用を禁止していない。若い有権者の関心を集めている。候補者支持団体の代表は、若い人たちは目新しさで選ぶという。AIで作った元スハルト大統領の映像が公開され、ある候補を支持するよう訴える映像となっていた。倫理上の問題があると非難の声が上がった。偽動画もあった。実際には話せないアラビア語を話す候補者の動画も上がった。インドネシアでは国民の8割がイスラム教徒だ。聖典のコーランに使われるアラビア語を話せる人は支持を集めやすいという。選挙関連の偽情報は、去年約640件となった。5年前の前回選挙の5倍だ。偽の情報は拡散されている。民間のファクトチェック団体がチェックを続ける。情報が偽物かどうか検証は追いつかないという。インドネシアの偽情報担当の局長は、新たな現実に対する知識を持たなければいけないという。
AIで選挙運動は大きく変わっている。世界各地で選挙運動がAIを使われ行われている。パキスタンの総選挙でも使われた。カーン元首相は刑務所にいて、選挙には立候補できていないが、支援者たちはSNSにカーン氏が演説している音声を作りSNSに投稿した。カーン氏はAIの音声で勝利宣言をしている。台湾でもAIによる偽動画が使われた。なにが真実なのかはわからなくなる。オープンAIは、先月、2024年の世界各地の選挙にどう臨むのか、選挙への対応方針を説明した。政治運動のためのアプリの開発、候補者などにあんりすましAIで回答などを認めないとした。インドネシアのファクトチェック団体は、偽の画像・動画を見極める方法を市民に教える講座を開いているという。個人が情報リテラシーを高める方法の必要性が高まっている。
天皇皇后両陛下の長女の愛子さまは、日本を訪れているケニアのルト大統領夫妻を歓迎する昼食会に望まれた。愛子さまが外国からの賓客をもてなす公式行事に参加されたのは初めて。
大手スーパーのイトーヨーカ堂は、北海道や東北などの17店舗の営業を順次終了し、地域から撤退する方針だという。半数以上の店舗はグループ内外にスーパーと事業譲渡などの契約を締結をし雇用などは譲渡先での再雇用など通じできるだけ維持していくという。
鹿児島市で去年ろう重複障害のある人たちが利用するグループホームが完成した。入居者の中野さんは聴覚障害と知的障害がある。入居者の生活を支えるスタッフも半数以上がろう者で、きめ細かく支援を行う。中野さんは最近は一人での買い出しに挑戦している。一つ一つを学びに繋げる生活の中で、中野さんは一人暮らしすることを目標にしている。
ネットで反響があったニュース動画を紹介する。今回はしろくまのピース。愛媛県のとべ動物園で人気のホッキョクグマで、寄り添い続ける飼育員の姿も話題となった。現在24歳。衰えがみられるようになり、持病のてんかんの薬を飲まない日もある。
経済情報を伝えた。
気象情報を伝えた。
関東甲信越の気象情報を伝えた。