- 出演者
- 南利幸 清水敬亮 井上二郎 森田茉里恵
オープニング映像と挨拶。
NHKのエルサレム支局では現地時間の5日午後、アルジャジーラの放送が見られなくなった。画面には「政府の決定でイスラエルでのアルジャジーラの放送は停止された」という字幕が表示された。イスラエルでは先月、政府が国家の安全を脅かしているとみなした外国メディアに対して事務所の一時閉鎖や放送の停止などの規制が可能になる法律を可決した。ネタニヤフ首相は5日「政府は全会一致で扇動チャンネルであるアルジャジーラをイスラエルで閉鎖することを決定したとSNSで明らかにした。これに対してアルジャジーラは声明で「イスラエルは自ら行っている犯罪を覆い隠すために記者の殺害や拘束で自由な報道を弾圧しているが、これによってわれわれの使命達成を妨げることはできない」とイスラエルの決定を非難した。ネタニヤフ首相は以前からイスラエル軍が攻撃を続けるガザ地区の被害の様子を連日現地から伝えているアルジャジーラの報道内容について批判を強めていて新たな法律もアルジャジーラの活動停止が目的だったとみられている。
八日目の蝉などの著書で知られる直木賞作家の角田光代さん。角田さんが今年2月に新作の方舟を燃やすを発表した。テーマとなっているのがデマやフェイク。角田さんはなぜ今デマについて書こうと思ったのかについて「新型コロナのパンデミックの約3年間でいろんなデマを聞いて、短期間でいろいろなデマを聞いたのが初めてだった。なぜこんなに流れてくるのかでまを考えてみたいと思った」などと話した。方舟を燃やすの舞台は昭和から平成、令和にかけての時代。描かれるのは登場人物たちが自然災害などに直面する中で不確かな情報を信じてしまう姿。主人公の1人は母親としてある料理教室が勧める食事法にのめり込んでいく。
角田さんは「誰かを幸せにしたい気持ちを突き詰めていくとデマを広げることにもなりかねない」などと話した。越村さんの「人間の根本は何かを信じたい気持ち難でしょうかね?」という質問に対して角田さんは「今日1日を生きるために信じないと一歩も踏み出せないということもある」などと話した。デマは時代とともに変化していると角田さんは話す。1970年代に一代ブームとなったノストラダムスの大予言。人類の滅亡を予言しているとされオカルトブームの先駆けとなった。それに対し角田さんは「いま思うとみんながうっすら信じているから、のんきな話しだったなという気が終わればしている」などと話した。近年はSNSの普及などでデマが巧妙化。今年1月の能登半島地震では人工地震だとする偽情報などが数多く拡散された。それに対し角田さんは「凄く現代的だなと思う。昔だったらテクノロジーがまだついてきていなかった気がするが、今だったらありえるのかな。何が本当なのかわからなくなると思う。自分はそれが一番怖い」などと話した。デマが溢れる社会で角田さんは「どういう情報を取捨選択していくか」などと情報との向き合い方を考え続けていくことが大切だと話した。
千葉県・船橋市から中継。ふなばし三番瀬海浜公園では今年の潮干狩りが解禁。今日は朝8時から開場だが多くの人が並ぶ姿があり、GWの連休期間中だけで3万人の方が訪れていた。アサリを取る時はアサリの目を見つける事がポイント。アサリの天然物は20年前から徐々に数が少なくなってきて取れなくなっていたが、今ではアサリを調達して撒いているという。円安や輸送費の上昇などで確保できる数にも限りがあり、今は1日5500人に上限を設けて限られたアサリや人数で行われている。アサリ採りは今月29日まで楽しめるという。
ドジャースの大谷翔平はブレーブス戦に出場。2試合連続となる9号2ランホームランを放つと、大谷には第2・第3打席もヒットとなり、第4打席には10号ホームランが生まれている。
プロ野球では西武とソフトバンクが対戦。柳田悠岐に4号ソロホームランが生まれると、その柳田は7回満塁のチャンスには巧みなバットコントロールでさらに2点を追加するなど3安打3打点の活躍で、4-0の勝利に大きく貢献している。
水戸招待陸上が行なわれ、やり投げの北口榛花は61m83で一度もトップを譲らず優勝している。北口は61mはオリンピックでは厳しい記録と言及し、パリ五輪を見据えている。
全国の気象情報を伝えた。
今朝のニュースの一覧を紹介した。