- 出演者
- 南利幸 清水敬亮 井上二郎 藤重博貴 森田茉里恵
オープニング映像と森田アナらによるあいさつ。
今月で創設から70年の節目を迎えた自衛隊。ここ数年、ハラスメントなどの不祥事が相次ぎ、先週には200人以上が処分されるなど組織が大きく揺らいでいる。こうした中、将来の幹部自衛官を育成する防衛大学校では、これまでの指導のあり方を見直す動きを進めている。神奈川県横須賀市にある防衛大学校では、1年生から4年生までおよそ2000人が集団生活を送っている。ことしも500人を超える新入生が入学した。防衛大では今、学生の指導を巡り大きな変化を迫られている。きっかけの一つが、自衛隊で次々と明らかになっているハラスメントの問題。元陸上自衛官の五ノ井里奈さんが性暴力の被害を実名で訴え、防衛省が実態調査を行うなど、ハラスメントの根絶が急務となっている。こうした中、防衛大で見直しを始めたのが「学生間指導」と呼ばれる上級生による下級生への生活指導。「学生間指導」は将来の幹部自衛官としての指導力などをはぐくむため、70年前に防衛大が創設されて以来、一貫して行われている。以前は1年生だけが行っていた廊下などの共用部の掃除。上級生は時にどなりつけるなど、一方的に指導するだけだったが、ことしからは一緒に行って手本を見せるように変えた。一方で、国を防衛する自衛隊の任務は変わることはない。安全保障環境が厳しさを増し「有事」という言葉も使われる中、部下の命を預かる幹部自衛官には厳しさも求められている。今の時代に求められる指導のあり方とは何か。学生たちは定期的に議論を交わし、答えを模索し続けている。
神奈川県茅ヶ崎市の海岸で早朝から執り行われている祭りの様子を取材した。この時期、多くの海水浴客で賑わう茅ヶ崎海岸で「浜降祭」と呼ばれる江戸時代から続くとされる由緒ある祭りが行われている。それぞれの神社から神輿が氏子に担がれて浜に降り、海に入って禊をするという清めの祭り。海水浴客も含めた海の安全、そして茅ヶ崎地域の発展を願い毎年この時期に行われている。茅ヶ崎市と隣接する寒川町の34の神社から39基の神輿が集結した今朝の様子を紹介。「浜降祭」はこのあと午前8時ごろまで続く。
オリンピック聖火リレーについて。ことし4月にギリシャで採火された聖火は5月にフランス南部のマルセイユに入り、各地をリレーしてパリ中心部に到着した。7月14日はフランスの革命記念日の祝日。革命の舞台となった市の中心部・バスチーユ広場には、聖火リレーを待つ大勢の人たちが集まった。聖火リレーはこのあとパリ市内を巡り26日の開会式で聖火台に点火され、100年ぶりにパリで開催されるオリンピックが開幕する。
メジャーリーグ:タイガース4−3ドジャース。ドジャース・大谷翔平はタイガースの前田健太と対戦しヒット。大谷は日本時間あさって、4年連続でオールスターゲームに出場する。
JFL:ヴェルスパ大分1−0アトレチコ鈴鹿。サッカーの元日本代表でJFLのアトレチコ鈴鹿に期限付きで移籍した57歳の三浦知良が、移籍後初めての公式戦に出場した。試合には30分余り出場、チームは敗れたが自身が持つJFL最年長出場記録を57歳139日に更新した。
パリパラリンピック・パラ射撃の日本代表に内定している選手3人が都内で会見を開き、日本勢で初のメダル獲得に向けて決意を語った。東京大会から2大会連続で出場する水田光夏は「悔いの残らない結果が出せるように準備していきたい」。58歳のベテラン・瀬賀亜希子の4大会目となるパラリンピックの目標は限界への挑戦「1発1発を大切に撃ち終えられたらいいな」と述べた。
気象情報を伝えた。