- 出演者
- 渕岡友美 檜山靖洋 首藤奈知子 三條雅幸 神子田章博 是永千恵 野口葵衣 打越裕樹
自民党の総裁選挙は、茂木幹事長が立候補を表明した。これまでに表明した議員は、それぞれ政策発表の記者会見を行うことにしていて、告示を1週間後に控え、論戦に向けた準備を本格化させている。
立憲民主党の代表選挙は、立候補を表明している野田元総理大臣がきょう政策を発表する。一方、立候補を目指す現職の泉代表ら3人は個別に会談していて、候補者調整が具体化するのかが焦点となる。
首脳間の相互往来、シャトル外交の一環で岸田首相は明日から韓国を訪問し、ユンソンニョル大統領と首脳会談を行う予定。関係者によると、これに伴い日韓両政府は第三国で有事が起き自国民を退避させる場合に互いに協力していくことを確認する覚書を交わす方向で調整を進めている。日本が他国との間で第三国からの退避に関する覚書を交わすのは初としている。有事などを受けた現地からの自国民の退避をめぐっては、これまでも関係国同士で航空機や車両を相互利用する取り組みなどがその都度柔軟に行われてきていて、日韓両国も去年のアフリカ、スーダン情勢の悪化や中東情勢の緊迫化に際し協力し合った。日本としては韓国との間でこうした協力を明確な仕組みに位置付けて運用することで、両国の関係改善の流れをより強める狙いがあるものとみられる。
奈良文化財研究所によると、2001年に藤原京の跡から出土した木簡のうち、長さ16センチほど、幅1センチほどの木簡を赤外線を使って調べたところ、3つの「九九」の計算が記されている可能性が高いことがわかったという。中国で見つかった木簡の「九九」の一覧表なども参考にしたうえで、研究所が考えた「5行・8段」の一覧表にあてはめると並び方が一致し、木簡は一覧表の右上の部分だったと考えて矛盾はないという。実用的な「九九」の一覧表の木簡としては、国内最古級の可能性があるとしている。
きのうの東京株式市場。日経平均株価はおとといに比べて一時1800円以上、終値でも1600円以上の急落となった。急落の背景について。米国で3日に発表された製造業の景況感を示す指標が市場の予想を下回ったことで景気の先行きに慎重な見方が広がり、ニューヨーク株式市場で大幅に株価が値下がりしたこと、もう一つは、米国の半導体大手「エヌビディア」の株価が大幅に下落したことなどから半導体業界の先行きへの不透明感も強まった、この2つが大きな理由となっている。
米国経済の現状について。中央銀行にあたるFRBは日本時間のきょう未明「米国のほとんどの地区で個人消費や製造業の活動が減速している」という報告書を公表した。これを受けての米国の市場の動き。ダウ平均株価は前日に比べて38ドルの値上がり、4万974ドルとなっている。日本時間のあす夜発表される米国の雇用統計の注目が高まっている。
スーパーなどでコメが品薄となっている問題について。取り引きに関わる事業者や団体の意見交換会が農林水産省で開かれ、生産者や集荷団体からは「ことしの稲の生育はおおむね大きな問題はなく、まもなく本格的に始まる新米の流通に向けて、物流面なども含めて早く出荷できるよう体制を整えている」といった報告がされた。一方、卸売り業者からは、販売価格が去年は5キロあたり1500円〜2000円程度だったのに対し、ことしは3000円を超える高値となっているものもあるという指摘も出ていた。
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生成AIを開発している日本のスタートアップ企業「Sakana AI」は、米国のIT大手・グーグルで生成AIの研究開発を行ってきたメンバーらが東京で立ち上げたスタートアップ企業。きのう、米国の半導体大手「エヌビディア」から出資を受けることになったと発表した。出資比率や金額は明らかにしていないが、持ち株比率が上位の大株主になるという。エヌビディアが手がけるAI向けの半導体は、その高い画像処理性能から高いシェアを持つ一方、生成AIの普及に伴って、世界的な争奪戦が起きている。出資を受けるねらいについて、Sakana AI・伊藤錬最高執行責任者は「この資金を使って日本で世界級のAIのリサーチラボ、研究所をつくりたい。その時やることは日本の特性を生かすというのもあり、他とは差別化された研究開発をすることに尽きる」と述べた。
日本製鉄が買収計画を進めている米国の大手鉄鋼メーカー・USスチール。バイデン大統領がこの買収計画について正式に阻止することを発表する準備を進めていると、米国の複数のメディアが報じた。買収計画を巡っては、鉄鋼業界などから否定的な声が相次ぐ中、11月の大統領選挙を前に政治問題化している。これを前に、日本製鉄は買収計画が実現した場合の経営体制の方針を公表し、取締役の過半数を米国国籍とすることを明らかにしている。さらに、USスチールの経営トップが米国の有力紙のインタビューで、買収が成立しなかった場合、ペンシルベニア州にある製鉄所を閉鎖し本社を移転させる可能性に言及し、買収計画の必要性を強調している。
東南アジアのマレーシアで今、半導体工場を建設する動きが相次いでいる。なぜ投資が集中しているのか、その背景を探った。先月、ドイツの大手半導体メーカーが3000億円を投じてマレーシアに新たな工場を完成させ、記念の式典を開いた。EVなどに使われる半導体を生産する計画。マレーシアでは欧米のメーカーが相次いで投資計画を発表。半導体などの投資額は、去年は前の年の3倍に拡大した。マレーシアは1970年代から半導体メーカーが進出し“東洋のシリコンバレー”とも呼ばれてきた。当時、求められていたのは労働力だったが、ここ数年は別の理由で再び投資が増えている。多くの民族や文化が共存し、外交面でも中立な姿勢が特徴のマレーシア。半導体を巡る米中間の競争が激しさを増す中、メーカー各社は両国への輸出を視野に、マレーシアでの生産拠点の整備に力を入れている。マレーシア側も空港のそばに埋立地をつくり、工場の用地として活用してもらうなど半導体産業の誘致に積極的。半導体関連の研究機関なども設ける予定で、3年後には工場の稼働を見込んでいる。マレーシアに投資を集中させるメーカーの需要を取り込もうと、すでに現地に進出している日本企業も動きを加速させている。半導体作りに必要な装置を手がける京都のメーカーは、複雑な電子回路を樹脂で保護する技術力が強みで、こうした装置の販売では世界で6割のシェアを持つ。工場の生産能力をおととしまでに3倍に引き上げていて、今後も強化していく方針。
経済情報を伝えた。
台風に早めに備えるため、気象庁が発表する情報を社会のニーズに合わせて見直そうという、専門家などによる検討会が、きょうから始まった。米国の国立ハリケーンセンターは、7日先までの発生予想を公開している。一方、気象庁は現状では台風発生の24時間前からの情報提供となっている。検討会では、1か月前から情報があれば、旅行者などには役立ち、計画運休の影響が少なくなるのではないかといった意見が出たという。今後、情報提供の前倒しや台風の特徴を細かく伝えることなども含めた発信の在り方の議論を重ね、来年6月ごろをめどに、最終案を取りまとめる予定。
天皇陛下は4日、皇居にある田んぼで恒例の稲刈りをされた。天皇陛下は午後3時半ごろから長靴を履いて田んぼに入り、鎌を使ってあわせて20株の稲を刈り取られた。宮内庁によると、局地的な大雨が降った日はあったものの、稲の生育は順調で作柄は平年並みだという。秋に収穫されるコメは、11月に皇居で行われる新嘗祭などで使われることになっている。
関西の空の玄関口、関西空港が開港してからきのうで30年となった。航空各社の社員たちは合同で見送りを行い、感謝を伝える横断幕を持って出発する航空機に手を振った。到着ロビーでは、空港スタッフたちが乗客に記念のシールを手渡した。関西空港の30年間の利用者はおよそ5億4000万人。今は20の国と地域の54都市と結ばれている。フランス人の利用者のコメント。
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岐阜県郡上市で開かれている伝統の「郡上おどり」。地元の中学校では地域を盛り上げようと、毎年、授業の一環で生徒が浴衣を着て踊りに参加する取り組みを続けている。演奏も中学生が担当し、小中学生たちがお囃子に合わせて楽しそうにしなやかな踊りを披露した。郡上おどりはあさって7日まで行われる。
秋の味覚、かんしょの生産が盛んな串間市で、小学生たちが収穫作業を体験した。小学校では、子どもたちに地元特産のかんしょがどのように作られているのかを知ってもらおうと、毎年、収穫体験を行っている。子どもたち自身の手で植えたもの。
オーストラリアの水族館で長年連れ添ったペンギンの同性カップルの片方が亡くなった。
株と為替の値動きを伝えた。