- 出演者
- 渕岡友美 勝呂恭佑 大谷舞風
オープニング映像とあいさつ。
高知と徳島の県立美術館では所蔵する絵画について、30年以上にわたって贋作を描き続けた画家のヴォルフガングベルトラッキ氏が自分が描いたものだと証言し「贋作」の可能性が指摘されいずれも調査が進められている。このうち高知園立美術館ではハインリヒカンペンドングの「少女と白鳥」とされる絵画について、京都大学の専門家らによって科学調査が行われた。科学調査ではX戦でベルトラッキ氏が好んで使ったとされる絵の具の成分の特徴が現れるかどうか確認したという。これまでの調査絵は贋作と判断するには至っていないが、今後専用機器で分析をして今年度中にも最終的な結論を出す方針。一方高知県立美術館は絵画を28年前に名古屋市の画廊から1800万円で購入したが、作品を描いたとされる画家の研究の第一人者のお墨付きを示す文書が画廊から美術館に提供されていたことが県への情報公開請求で分かった。また絵画の購入前に開催された有識者による県の委員会の議事録には、当時の館長がコレクションにぜひ必要な重要な作家なので購入したいとする一方、価格の妥当性について言及する発言はなかった。高知県立美術館は本物か贋作かは議論されなかったと話している。
400年続く高取焼。発祥の地とされる福岡県直方市で織部高取に魅せられこだわりの作品を作る陶工・友枝觀水は織部高取を追及して約半世紀になる。転機は25歳の時、衝撃を受けたという。織部高取を極めようと心に決めた友枝は研究し自作の釜を作った。試行錯誤を重ねること50年余り、理想の織部高取を求めてきた。この夏友枝の釜に県内外の陶工たち10人が集まった。そして陶工たちによる新しい織部高取が生み出された。高取焼は今年3月福岡県知事指定の特産工芸品に指定された。
札幌市ではこの冬初めて路面電車の線路に積もった雪を取り除くササラ電車が出動した。ササラ電車は竹を束ねたササラと呼ばれるブラシを回転させて線路を走る除雪専用車両。札幌市の路面電車では1925年から運転が始まり冬の風物詩となっている。運行する札幌市交通事業振興公社は来年3月ごろまで雪の状況に応じてササラ電車を出動させることにしている。
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鹿児島県龍郷町で子どもたちが捕まえたアサギマダラは旅する蝶として知られている。龍郷小学校の児童が林道でアサギマダラを調査。学校によると3年ほど前には1200キロ以上離れた群馬県でマーキングされたアサギマダラを捕まえたこともあったという。
内閣府が65歳以上の高齢者に尋ねた調査で、支度している友人や仲間がたくさんいる、普通にいると答えた人が2018年には72.2%だった。所がコロナ禍のあとの2023年には46.8%になった。こうした中松山市に高齢者の孤立を防ごうというボランティアの活動がある。食堂・よもやま庵では1食500円で出来立ての料理がふるまわれている。開かれるのは月2回の火曜日で利用者の多くは一人暮らしだという。よもやま庵を主催する中矢暁美は前日に準備した食材で30人分を調理。食事と共に気を配るのが利用者同士の会話。中矢が食堂を始めたのは11年前。多い時には1日70人以上が訪れる人気ぶりだったが、利用者が増えるにつれ一人一人の交流が取れなくなったと4年前に一時休止した。しかしその直後にコロナ禍となり、近所にする独り暮らしの高齢者の様子を目の当たりにし、2年前に再開を決めた。利用者の1人・立花典子は夫が亡くなり1人暮らしに。半年前に知人の紹介でよもやま庵を訪れ、今ではここで知り合った友人に会うことが楽しみになっているという。利用者同士の新たなつながりも生まれた。利用者の1人の河野弥栄はよもやま庵まで来られない高齢者などに中矢の作った食事を届けている。
ドイツのベルリン動物園でゾウがホースを使って起用に水遊びをしている。
犬の散歩でギネス世界記録を達成。保護施設で飼い主を募集中の38匹の犬を男性が同時に散歩した。これまでの世界記録は36匹だった。
オーストラリアで16歳未満のSNSへのアクセスを禁止する案が議会で審議される。TikToKやインスタグラムなどほぼすべてのアプリの使用が禁止に。与野党ともに大筋で合意していて年内の法案可決を目指しているが、運営会社や業界団体は反発している。
為替と株の値動きを伝えた。
ブラジル・リオデジャネイロでAPEC、G20を終えて石破首相記者会見を中継。各国首脳と率直に議論し、個人的関係の構築の機会にも。日本を守り抜く決意で同盟国などと意見交換。米国・バイデン大統領と戦略的連携の強化で一致。各国の首脳との会談の内容を紹介。中国・習近平国家主席と戦略的互恵関係の推進を確認、日本産牛肉の早期輸出再開を求めた。中国側と意思疎通を図り課題と懸案を減らすため取り組む。ロシアのウクライナ軍事侵攻について言及。
石破首相はG20サミットで国連安保理改革の必要性を主張。WTO改革は喫緊の課題。脱炭素化について。国際協調へ責任の共有を訴えた。また南米の日系社会と連携強化、首脳開港を意欲的に展開すると述べた。
共同通信からの質問に対しては他国間連携、トランプとの関係、米国次期政権とも緊密に意思疎通すること、協力関係の構築の努力についての考えを述べた。外国の記者の質問に対して選挙結果に外交力、防衛力ともに強化へ努力することについて述べた。
NHKからの質問に対して政策活動費、パーティー券など「政治とカネ」、年収103万円の壁への対応の考えを述べた。「103万円の壁」については、各党で丁寧に協議を進めたいと述べた。
石破首相の発言のポイントを解説。南米訪問の成果・今後の課題について。習近平国家主席との会談、トランプ大統領との関係構築について。