2026年9月20日放送 7:00 - 7:40 NHK総合

NHKニュース おはよう日本
9月20日(日)

出演者
南利幸 清水敬亮 井上二郎 赤木野々花 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像とキャスターらの挨拶。

(ニュース)
関東など接近へ

気象庁によると、大型で強い台風25号は今日午前6時時点で、日本南方の海上を15km/hで北西へ進んでいるとのこと。中心の気圧は970hPa・中心付近の最大風速は35m/sなどとなっており、中心から半径110km以内で風速25m/s以上の暴風が吹いている。台風の北上に伴い、今日は伊豆諸島・東日本の太平洋側を中心に、大気の状態が非常に不安定になって断続的に激しい雨が降り、台風の接近前から大雨となる恐れがある。更に台風は明日以降、進路を次第に北東寄りに変え、明日~明後日頃にかけて伊豆諸島・東日本の太平洋側に強い勢力で接近する見込み。また、台風専門家による研究グループが昨日、日本の南の海上上空から航空機で台風25号を観測し、”台風の北側にあたる領域に雨雲が広がり、大量の水蒸気が含まれている”と判明したとのこと。専門家は、”台風が上陸しなくても”大雨に警戒が必要だと指摘している。今後の見通しについて、明日朝までの予想24時間雨量は、いずれも多い所で、伊豆諸島で250mm・関東で200mmなどとされており、明後日までの予想24時間雨量は、関東と伊豆諸島で400mm・東海で300mmなど、平年9月1ヶ月分を大きく超えるような雨量も予想されている。また、今日の予想風速は、伊豆諸島や東海で、最大風速が20m/s・最大瞬間風速が30m/sとなっており、明日の予想風速は、伊豆諸島や関東で、最大風速が35m/s・最大瞬間風速が50m/sなどとされている。気象庁は、土砂災害・浸水・氾濫・高波などに対する厳重な警戒を呼びかけている他、都市部などにおいては地下施設の浸水・道路冠水にも警戒が必要だとしている。今回の台風は大雨で災害の危険度が高まる恐れがあるため、雨・風の見通しなどは最新情報を確認し、今日のうちに備えを進めることが重要。交通機関への影響について、JR在来線・私鉄(首都圏)は今日・明日に遅れ・運休の可能性があるとしている。空の便では全日空が今日と明日、羽田‐八丈島間の全便で欠航を決めている他、他の航空会社も、明日に羽田などを発着する便に影響が出る可能性があるとされている。各社は最新情報に注意するよう呼びかけている。

台風25号 北上 大雨警戒

千葉県・南房総の中継映像では、うねりを伴った波が高くなってきていた。台風25号は大型で強い台風で風速15m/sを超える強風域が広く、 大雨が降り続く恐れがある。台風は今後更に発達しながら北上し、21日午前6時で静岡県南方の海上・22日午前3時で関東東方の海上に中心を移す見込みで、大回りな進路でより本州へ接近する可能性がある。また、台風25号は勢力を維持しながら移動するため、影響も大きくなる予測。現在は東北・北陸・関東沿岸・伊豆諸島などで雨が降っており、今日は関東・伊豆諸島などで雨が降り続き、夜には東北の太平洋側・東海などでも雨が降る見込み。また、明日には台風本体の雨雲が接近して静岡県~千葉県の沿岸・関東などで非常に激しい雨が降り、夕方~夜にかけて風も強まって天気が大きく荒れる予測。その後も、明日夜~明後日未明にかけて関東・東北の太平洋側で雨が降り、雨量がかなり多くなると予想されている。多い所での予想24時間雨量は、関東で明日朝までに200mm・明後日朝までに400mmなどとなっている。そのため、浸水・土砂災害・川の増水や交通への影響などに注意すると共に、落雷・暴風・高波などにも警戒が必要。

NHK ONE ニュース・防災

NHK ONEのニュース・防災アプリでは、台風の最新情報などをいつでもスマートフォンで確認できる。

秋の連休始まる

秋の連休が昨日から始まり、各地で様々な催しが行われた。愛知県・名古屋市ではアジア大会の開幕に合わせて、ブルーインパルスが約15分の展示飛行を行った。埼玉県・三芳町では、親子連れなどが特産のさつまいも堀りに参加していた。宮城県・気仙沼市では戻りかつお祭りが開かれ、400食が無料で振る舞われた。大阪府・岸和田市でも岸和田だんじり祭りが始まり、最大の見せ場・やりまわしでは見物客から大きな歓声が上がっていた。

電動車いす 事故注意

明日の敬老の日を前に、NITEが「電動車いす」での高齢者の事故を再現した動画を公開した。NITEによると、去年までの10年間で「電動車いす」での高齢者の事故は59件報告されており、うち34件は死亡事故だったとのこと。2021年には、電動車いすに乗った60代男性が踏切で遮断器に引っかかって転倒し、列車にはねられて死亡する事故も起きている。事故全体で最も多かったのは「側溝・用水路・川などに転落」で26件、次いで「踏切で電車と接触」が13件などとなっている。NITEは、電動車いすを使用する際、事前に道路環境を確認して危険な箇所を避けたり、電動車いすの点検を行うよう、注意を呼びかけている。

訃報 中田ボタンさん(78)

中田ボタン(78)が亡くなった。ボタンは香川県出身で、1967年に中田カウスと漫才コンビ「中田カウス・ボタン」を結成。「上方漫才大賞」では、1991年・2001年・2005年の3度に渡って「大賞」を受賞するなどした。また、「上方漫才協会」の副会長を務め、会長・カウスと共に後進育成に力を入れてきたが、2019年に体調不良で休養し、2023年には吉本興業とのマネジメント契約を終了した。関係者によると、ボタンは肺がんを患って闘病を続けていたが、今月14日に亡くなったとのこと。

サウジアラビアに攻撃

イランの支援を受けるイエメンの反政府勢力・フーシ派と隣国・サウジアラビアは、イラン情勢の影響を受けて対立が再燃し、攻撃の応酬が続いている。こうした中、AFP通信は昨日、”サウジアラビアの首都・リヤドの国際空港付近で、「サウジアラムコ」のロゴが入った燃料タンクが炎上した”と報じた。また、ロイター通信も、”空港付近で爆発音が聞こえた後、黒い煙が立ち上った”と伝えた。この後フーシ派は声明を発表し、リヤドの重要施設と国営石油会社・サウジアラムコの施設に、”大規模な火災を引き起こし、成功した”と主張した。一方サウジアラビア主導の連合軍は昨日、”フーシ派がリヤドに向けて発射した弾道ミサイルを迎撃した”と発表。これに先立って一昨日には、アメリカのメディア・ブルームバーグが関係者の話として、”サウジアラムコがヨーロッパの顧客(少なくとも2社)に対し、長期契約に基づいた来月分の原油を供給できないと通知した”と報じており、原油市場への更なる影響が懸念されている。

トランプ大統領“「AIフォース」創設” 明らかに

アメリカのAI企業のトップ・開発担当者は、”AIが人間が制御できる能力を上回る可能性がある”として、開発を減速させる必要があるとの考えを相次いで示している。こうした中トランプ大統領は昨日、SNSへの投稿で、Aiを巡る懸念について”地球温暖化などと同じく、野党・民主党による作り話だ”と主張した。そして、”この素晴らしい産業の成長を、いかなる形でも妨げたり抑圧したりしない。寧ろ成長の過程で大切にし、支援し、見守るが、悪も探す”などとした上で、そのために”新たに「AIフォース」を創設する”と明らかにした。トランプは投稿内で、「AIフォース」について”大成功だった宇宙軍と同じように創設する”と説明しているが、組織や任務については明らかにしていない。トランプは”近く、責任者を発表する”としている。ニュースサイト・アクシオスは、”規制を最小限に抑えつつ、AI開発を加速させるというトランプの姿勢を更に強めるものだ”と指摘している。

(スポーツニュース)
32年ぶりの日本開催 愛知・名古屋アジア大会 開幕

32年ぶりの日本開催となる愛知・名古屋アジア大会。名古屋市では開会式が行われ、45の国と地域の選手が参加し、日本も旗手の2人を先頭に入場した。トーチリレーの最終走者は、室伏広治とその父・重信が務めた。大会は来月4日まで行われる。

陸上界の超新星 後藤大樹 17歳

今年6月の「陸上 日本選手権」の男子400mハードルで、洛南高校2年・後藤大樹が優勝した。優勝タイムは48秒09で、為末大の高校記録を30年ぶりに更新した。後藤は、小学校時代に長距離・中学校時代に110mハードルで結果を残し、多彩な能力をみせている。陸上の名門・洛南高校に進学し、自らの適性を探る後藤を指導しているのは、桐生祥秀の恩師でもある柴田博之。後藤は100m・110mハードル・走り幅跳びなどにも挑戦しており、200mでは今年7月に高校歴代3位の記録を出した。後藤の次のチャレンジの舞台は、今月のアジア大会。8月の「U20 世界選手権」で銀メダルを獲得した後藤の夢は広がり続けており、インタビューでは「SNSのフォロワー1000万人にいきたい」とコメント。現在は世界進出に向け、英語の勉強にも励んでいるそう。

“デフ柔道の輪 広げたい” 課題 改善への一歩

去年11月に日本で初開催された、聴覚障害のあるアスリートの国際大会「東京デフリンピック」。日本はデフ柔道で銅メダル7個を獲得するなどした。一方で、難聴の選手が競技を続ける上での課題もみえてきており、”デフ柔道の輪を広げたい”と改善への一歩を踏み出した選手の想いを取材。静岡県・三島市で行われていたのは、健常者の高校生と難聴の選手、計約40人による合同稽古会。開催を呼びかけたのは佐藤正樹(33)。佐藤は東京デフリンピックの代表選手で、一昨年の「デフ柔道 世界選手権」では金メダルを獲得している。佐藤は以前から、デフ柔道の選手らの練習環境が整っていないことに課題を感じていた。デフ柔道はまだ競技人口が少なく、選手同士が集まって練習する機会も限られる中、稽古会には代表選手5人と難聴の子どもらも参加した。デフ柔道の選手は一般の選手に比べて技術の上達に時間がかかると言われており、練習中のアドバイスを聞き取れない・指導者に手話を使える人が少ないことなどにより、助言を元に即座に修正できないことが要因とのこと。そのため、今回は手話通訳者に同席してもらい、リアルタイムで指導内容が分かるようにしていた。また、選手同士が稽古中に手話でコミュニケーションを取れる機会も貴重だという。そして、参加した健常者の高校生らにとっても、代表選手との稽古は有意義な機会となっていた。佐藤は、様々な人がつながることで、”デフ柔道の可能性”が広がっていくと感じていた。

(特集)
趣旨説明

日本で40年以上、死因の1位であり続けている「がん」。今、がん医療の現場では新薬開発が加速しており、治験の機会が広がっている。中には治験で大きな効果が出る人もおり、去年ステージ3の直腸がんと診断された男性は、ある治験に参加して1年でがんが見えない状態になったという。そもそも治験とは、製薬会社なっどが国の承認を得るために、新薬の安全性・有効性を調べるもの。PMDA・医薬品医療機器総合機構によると、昨年度に国内で提出された「がんに関する治験計画」は270件で、10年前の約1.7倍になったとのこと。今回は、広がりをみせている治験の最前線を取材。

病への挑戦 がん 広がる治験 最前線

日本のがん医療を牽引してきた、東京都・江東区のがん研有明病院にある先端医療開発科は、治験を専門とした診療科で、世界中で開発中の80種類以上の薬について、主に安全性を確かめる治験の第一段階を行っている。治験に参加する患者の多くは、手術や放射線治療を受けたもののがんが進行し、主治医からこれ以上効果の見込める治療が無いと告げられた人たち。患者の1人・千葉県在住の橋本は、7年前にステージ4の卵巣がんと診断されて手術・抗がん剤治療などを受けたものの再発し、リンパ節などへの転移が見つかっていた。そうした中で医師から紹介されたのが、この治験専門の診療科。今は3週間に1度、まだ承認されていない薬の投与を受けている。橋本は、投薬後約10日間は強い倦怠感があるものの、周囲の支えもあって続けられているという。橋本が治験に参加してから約2年が経つ中、主治医・北野滋久によるとがんは画像上で殆ど確認されず、治験薬によってがんを抑え込むことに成功しているとのこと。北野は、薬の安全性・効果のデータを積み上げながら、1つでも多くの薬を承認につなげたいと話した。更に、がんになって最初の治療から治験に参加するケースも出てきている。千葉県・柏市の国立がん研究センター東病院では根岸信介が、ある直腸がんを対象とした治験に参加していた。根岸は去年、ステージ3の直腸がんと診断された。これの治療は、本来なら直腸を大きく切り取る手術が必要で、その場合は永久人工肛門が避けられない。しかし根岸のがんは直腸がんの約3%にあたる特殊な遺伝子のタイプで、これには免疫療法がよく効くことが分かっていた。そこで根岸は、このタイプのがんを対象にした治験に参加し、最初に免疫療法を受けて手術・放射線治療をせずにがんを治せるか確かめることとなった。そうして2週間に1度・1年間に渡って新薬を投与した結果、がんが検査で確認できない状態まで改善。根岸の主治医・坂東英明は、患者毎に異なるがんの特徴を見極めた上で、治療の選択肢を増やす研究を広げたいと話した。

有効性を確認するための治験で効果を感じられる患者がいる一方、がん研有明病院・先端医療開発科の部長・北野滋久によると、効果が出ない・予期しない副作用のリスクなどもある他、治験の参加には細かい条件があり、主治医との相談が必要とのこと。また、各地域のがん相談支援センターに相談することもできる。

「NHKスペシャル 病への挑戦」の番組宣伝。

(ニュース)
世界最大 ビールの祭り「オクトーバーフェスト」始まる

ドイツ・ミュンヘンで昨日、世界最大のビールの祭り「オクトーバーフェスト」が始まった。これは600万人以上が訪れるビールの祭典で、1810年に当時のバイエルン王国王子の結婚式にあわせて開かれたのが始まりとされている。広大な会場には大小合わせて約40のビアホールが設置され、伝統衣装を着た地元住民・観光客などが乾杯し、ビールの味を楽しんでいた。主催者によると、販売されるビールは物価などの上昇で年々値上がりしており、今年は1リットルあたり日本円で2700円前後になっているとのこと。また、新たな安全対策として、AIで人の流れを分析して会場の混雑を防ぐシステムを導入した他、今年7月に首都・ベルリンで開かれた大規模なイベントで、人混みに車が突っ込んだ事件を念頭に、警備を強化したという。オクトーバーフェストは来月4日まで行われる。

あす~あさってごろ 東日本太平洋側 接近へ

気象庁によると、大型で強い台風25号は今日午前6時時点で、日本南方の海上を15km/hで北西へ進んでいる。明日朝までの予想24時間雨量は、いずれも多い所で、伊豆諸島で250mm・関東で200mmなどとなっている。その後の明後日朝までの予想24時間雨量は、いずれも多い所で、関東や伊豆諸島で400mm・東海で300mmなどとされている。土砂災害・浸水などに厳重に警戒し、都市部などでは地下施設の浸水・道路冠水などにも警戒が必要。

(気象情報)
気象情報

現在台風25号は日本南方の海上にあるが、大型のため、紀伊半島~関東沿岸が既に風速15m/sを超える強風域に入っている。今後は勢力を保ちながら北上し、明日午前6時には東海南部・明後日午前3時には関東東部の海上に中心を移す見込み。明日の午後を中心に、伊豆諸島~東海・関東付近で天気が大きく荒れる予想。現在は東北・北陸・関東沿岸などで雨が降っており、今日は関東・東北などで雨が降り続き、夜には東海などでも雨が降る見込み。また、明日には台風本体の雨雲が接近して静岡県~千葉県の沿岸などで非常に激しい雨が降り、夕方~夜にかけて風も強まって天気が大きく荒れる予測。その後も、明日夜~明後日未明にかけて関東・東北の太平洋側で雨が降ると予想されており、浸水・川の増水などに厳重な警戒が必要。

全国の気象情報を伝えた。

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