- 出演者
- 高井正智 森下絵理香 向笠康二郎
オープニング映像とオープニングの挨拶。
東京・江東区・豊洲市場の初競り。今年の最高値は青森県の大間で水揚げされたクロマグロ。2億700万円で競り落とされた。記録の残る1999年以降、最も高かった2019年に次いで2番目に高い価格となった。さくらんぼの高級品種「佐藤錦」の初競りでも。1箱500グラムが過去最高値の150万円で競り落とされた。
各地では新春恒例の行事も。空手の寒稽古が行われたのは、富山県高岡市の海岸。能登半島地震の被災地の復興を祈願した。京都市にある華道の家元・池坊の初生け式。室町時代から続くとされ、全国各地から800人あまりの門下生が参加した。えとにあわせて蛇のイベントも。三重県の動物園では子どもたちが蛇と触れ合った。
北朝鮮による拉致問題。被害者の親はことし横田早紀江さんが89歳、有本明弘さんが97歳になる。解決が時間との戦いになる中、被害者の家族は今月誕生する米国のトランプ政権が再び米朝首脳会談を行うか注視するとともに、日本政府に主体的な取り組みを求める考え。横田めぐみさんの弟で拉致被害者の家族会代表・横田拓也さんがNHKのインタビューに応じた。横田拓也さんは「待っている親世代の残された時間、時間的制約がすごくあるといつも感じる」と述べた。北朝鮮は去年2月、キムジョンウン総書記の妹ヨジョン氏が岸田前総理大臣のピョンヤン訪問の可能性に言及したが、その後、接触を拒否。“拉致問題は解決済み”とする立場を崩していない。石破総理大臣は去年11月、被害者の家族らが開いた集会で、日朝首脳会談の早期実現に向けて取り組む考えを強調した。日朝首脳会談が行われた2002年。石破総理大臣は被害者の家族の会見に同席していた。被害者の家族が注視するのが今月誕生するトランプ政権の動向。トランプ氏は2018年に史上初の米朝首脳会談を行い、拉致問題解決の必要性を提起した。被害者の家族とも直接面会している。被害者の家族は米国訪問の時期を探り、トランプ政権に働きかけを行いたい考え。
石川県金沢市で暮らす女性。能登半島地震で輪島市の自宅が全壊したため、現在はみなし仮設住宅として借りた家で夫と6人の子どもと暮らしている。子どもたちは輪島が大好きで今も輪島のことが話題に出ない日はない。当初はすぐにでも輪島に戻るつもりだったため住民票を移していない。しかし、去年9月の豪雨災害で輪島に戻るなら住みたいと思っていた場所が浸水の被害を受けた。子育て環境のこともあり輪島に戻りたいという思いと、金沢にいたほうがいいという思いの間で揺れ続けている。石川県の推計では輪島市、珠洲市の去年1月から11月までの人口減少率は9%となっている。一方、携帯電話の位置情報を個人を特定できないよう加工されたデータを基に企業が分析したところ、去年11月時点の推定人口はおととし12月時点と比べて輪島市で30%、珠洲市で37%減少していることが分かった。地域別に見ると地震と豪雨の二重被災の影響が深刻な輪島市の東部や、津波による被害が出た珠洲市の内浦沿岸の地域で大きくなっている。人口が大きく減少したと推定されている輪島市東部の町野地区。地震と豪雨で二重に被害を受け路線バスの本数が減るなどして、車を持たない住民が不便な暮らしを強いられている。地域の暮らしを守るため住民たちが立ち上がった。住民の有志が輪島市から委託を受ける形で、ほかの住民を病院やスーパーなどに無償で送迎する事業を実験的に行うことにした。暮らしの利便性を確保するなどして人口減少に歯止めをかけたい考え。専門家は“人口の減少を抑えるには復興の道筋を行政が早く示す必要がある”と指摘する。
全国高校ラグビー大会。準決勝:国学院栃木(栃木)14−25桐蔭学園(神奈川)。準決勝:東海大大阪仰星(大阪)29−26常翔学園(大阪)。決勝は明後日行われる。
全国の気象情報を伝えた。