- 出演者
- 高井正智 森下絵理香 向笠康二郎
オープニング映像。
記録的な大雪となった青森県。青森市でも平年の3倍を超える積雪となった。一方、あさってからは気温の上昇が予想されている。雪どけによる土砂災害や雪崩にも十分注意が必要。道路に言及。青森・弘前の映像。青森県・宮下知事は「豪雪は災害という認識。県民一体となって結束してこの災害を乗り越えていきたい」とコメント。
米国・バイデン大統領は日本製鉄による大手鉄鋼メーカー、USスチールの買収計画について買収提案の禁止を命じた。「この買収計画は国内最大の鉄鋼会社の1社を外国の支配下に置き米国の国家安全保障と重要なサプライチェーンにリスクをもたらす」と指摘した。鉄鋼製品のもとになる粗鋼の生産量で中国のメーカーが高いシェアを持つ中での動きだった。おととし、世界の上位10社中6社を中国勢が占める中、日本製鉄は世界4位、USスチールは24位。両社の生産量を単純に合計すると世界3位となる。米国政府のCFIUS(対米外国投資委員会)が審査を進めてきたが全会一致には至らず、判断を委ねられたバイデン大統領は買収の禁止を命じた。今回の決定についてUSスチール・デビッドブリットCEOは声明で「バイデン大統領のきょうの行動は恥ずべきもので腐敗している」と厳しく批判。また、日本製鉄とUSスチールは共同声明で「この買収を拒否し同盟国である日本をこのように扱うことは衝撃的であり非常に憂慮すべきことだ」としている。武藤経済産業大臣は「理解しがたく残念だ。今回の判断に関する説明も含め懸念の払拭に向けた対応をバイデン政権側に求めていく」とコメントしている。関係者によると日本製鉄は米国政府を相手取って裁判所に訴えを起こす方針を固めたという。過去に対米外国投資委員会が審査を行い、大統領が取り引きの禁止を命令したケースは8件あり、このうちの1件は企業側が訴訟を起こし、裁判所が米国政府が企業の財産権を剥奪したとの結論を下して最終的に和解に至った。日本製鉄としては引き続き買収を目指す考えだが、その実現は極めて厳しい状況となった。買収が実現しなければ日本製鉄はUSスチールに対して5億6500万ドル(およそ890億円)の違約金の支払いを求められる可能性がある。日本製鉄が訴訟を起こす方針を固めたことについて専門家はなぜ買収が阻止されたのかを極力明確にするために訴訟は十分な意味があるとしている。
Uターンラッシュはきょうがピーク。きょう各地では家族などとの別れを惜しむ人たちの姿があった。福井駅、富山駅など各地の様子を伝えた。
三が日が終わり列島各地で動き。神社で行われたのは初詣のさい銭を数える行事。山口県下関市で新春恒例のふぐの初競り。青森県大間町で大間まぐろが、あす東京豊洲市場などで行われる初競りに向けて出荷された。奈良市で古都奈良の冬の風物詩、鹿寄せ。福島・南相馬で無病息災や仕事の安全を祈って行われたのは、とび職人らによる「はしご乗り」の奉納。船の安全や豊漁を祈願するために江戸時代に始まったとされる大分県豊後高田市の伝統行事「ホーランエンヤ」。
立憲民主党・野田代表は夏の参議院選挙について「少なくとも改選議席での与党の過半数割れを実現したい」と述べた。一方、自民党公明党両党との、いわゆる大連立の可能性を問われると「平時では考えていない」とコメント。
少数与党の石破政権は新年度予算案を年度内に成立させられるかが最初の焦点。ただ、国民民主党との間では「年収103万円の壁」の見直しで主張に隔たりがあるほか日本維新の会との教育政策に関する政策協議も始まったばかり。国民民主党・古川代表代行は年収の壁を巡って所得税の控除額のさらなる引き上げを求めていくとしたうえで「2月末から3月頭にかけてだいたいデッドラインになる」とコメント。また、日本維新の会・前原共同代表は新年度予算案への対応について「様々な選択肢を持って我々の目指す政策実現のため熟議の国会に臨んでいく」と述べた。
共産党は党本部で旗開きを行った。夏の参議院選挙について田村委員長は「国民に良く伝わる言葉を磨きSNS(の発信)を抜本的に強めそのことをやり抜けば新たな躍進は必ずやり遂げることができる」。れいわ新選組・山本代表は年頭にあたって旧ツイッターのXに「政治を変えてやる。という思いを新たに力がみなぎっております」と投稿。通常国会では参議院選挙をにらんで与野党の駆け引きが激しくなりそう。
北朝鮮はミサイルに加え、去年10月には兵士を派遣したと報じられた。ロシア西部での戦闘に1万1000人が展開しこれまでに3000人以上が死傷したとの見方をウクライナ側は示している。死亡した北朝鮮の兵士が身に着けていたとされる装備。ロシア軍のものと見られる装備を身に着けていることについて、専門家は北朝鮮兵であることを偽り支援を隠したいねらいがあると指摘している。そして、北朝鮮が今後も多くの兵士を派遣する可能性を指摘した。
被災した地域ではなりわいの再建に向けて厳しい状況が続いている。輪島塗などに使われる木材を加工する木地師の蔵田満さん。地震で被害を受けた建物を修繕し事業を再開したが、去年9月の豪雨で再び被害を受けた。なんとか泥などはかき出したが、作業できる量は地震前の半分に満たないという。輪島市の商工会議所は先月加盟する204の輪島塗を含めた漆芸に携わる事業者を対象にアンケート調査を実施。「地震や9月の豪雨災害を経て今、事業を行っている」と回答したのは6割ほどにとどまったという。こうした中、遠く離れた場所から支援を行っている人がいる。漆塗り作家・加藤那美子さんは去年11月、交流のある木地師の蔵田さんたちに会いに輪島市を訪れた。これまでに募金などを送ったお礼として漆器作りに欠かせない手作りのへらを渡された。輪島から戻った加藤さんは仲間と共にみずからの作品などを販売し収益の一部を被災地に送るチャリティー販売会を開催した。
レイカーズ119−102ホークス。レイカーズ・八村塁は二桁得点で勝利に貢献した。
気象情報を伝えた。
能登の地震について語ってエンディング。