- 出演者
- 今井翔馬 森下絵理香 晴山紋音
オープニング映像が流れた。
トランプ関税をめぐる2回目の日米交渉が行われた。赤澤経済担当大臣は来月の首脳間の合意も視野に交渉を急ぐ考えを示した。交渉には赤澤経済再生相、ベッセント米財務長官らが出席。議論は両国間の貿易の拡大や非関税措置などがテーマになった。交渉では明日から事務レベルで集中的に協議し、次回の閣僚交渉を今月中旬以降に実施するため日程調整を進めることで一致した。石破首相は「早いことを優先するあまり国益を損なうものであってはならない」などとコメント。
ワシントンから中継。2回目の日米交渉では、あすから事務レベルでの協議を進めることとなった。また、貿易拡大や非関税措置などについて具体的な議論を進めたという。アメリカ側から具体的な評価はまだ聞こえないが、関係者によると早く交渉をまとめたいという焦りも見えるという。背景には関税措置によって株価が一時急落し、支持率も低下傾向になっていることがある。トランプ大統領としては、日本とできるだけ早く合意にこぎつけ国民や各国にアピールしたいと思われる。石破総理は一致点を見いだせる状況になっていないと述べ、日本政府内では最後はトランプ大統領の政治判断になるという見方が根強い。
ルビオ国務長官は関税をめぐり米中で近く協議が行われるとの見通しを示した。アップルは米国内で販売のiPhoneの生産を関税措置の影響を避けるため中国からインドに切り替えることを明らかにした。中国のメーカーでは「Temu」を通じて販売を拡大してきた。しかし製品の出荷停止を求められ一定の影響が出ているという。理由はトランプ政権による、米に入ってくる品物が800ドル以下の場合、関税免除される措置が取りやめになったこと。ネット通販を通じた販売は半減したという。中国商務省は報道官談話を発表し、話し合うのなら門は開かれているという中国の立場は変わらない、などとした。
ワシントンから中継。最初に追加関税を課したのが2月4日で、まもなく3か月となるが身近な中国製品では値上げや輸入取りやめの動きがみられる。しかし、トランプ大統領は安易な妥協に応じるつもりはないとみられる。先日の会見では、交渉に合意できなければ一方的に関税を設定することを示唆している。中国側も簡単に妥協するとはみられず、先行きは不透明。
あすオーストラリアで総選挙が行われる。アルバニージー首相はアメリカの関税措置を批判。総選挙では議会下院の150議席の過半数を獲得した勢力が政権を担う。争点にあがっているのはトランプ政権への対応。今年2月時点では、野党保守連合が労働党を支持率で上回っていたが、保守連合が公務員の人員削減などトランプ政権と似た政策を打ち出すと労働党が支持を伸ばし、両党の差は4ポイントほどとなっている。
トランプ大統領はウォルツ大統領補佐官を新しい国連大使に指名すると発表した。政権中枢メンバーの交代は初めてで、ウォルツ補佐官は民間のメッセージアプリにグループチャットを立ち上げ、軍事作戦の情報を流出させたことが問題視されていた。安全保障政策を担当する大統領補佐官は当面ルビオ国務長官が兼務する。
全国の気象情報を伝えた。
連休のお出かけには晴雨兼用の折りたたみ傘がおすすめ、とコメント。