- 出演者
- 川村文乃(アンジュルム)
今回のテーマは祭りのチカラ。ゲストの川村文乃は高知市出身で、よさこい祭りに参加したこともある。新居浜太鼓祭りなど四国には全国的に人気の祭りがたくさんあるが、その数は5000と言われる。
愛媛県今治市宮窪町の水軍レースは、12人で200メートルをいかに速く漕ぐかを競う。こちらには村上海賊の拠点・能島があり、祭りの縁となっている。レースで使うのは当時海賊が使っていた小早船。実行委員長の 衰退する町を盛り上げようと30年間から始まった。しかし新型コロナで中止となり、観光客は激減。4年ぶりの祭りを成功させたいと様々な人が動き、小学生は水軍太鼓を練習した。
祭り当日。オープニングを飾るのは小学生の水軍太鼓。レースには600人が参加。5時間のレースでは事故もなく、無事に終えることが出来た。祭りのもうひとつの楽しみは餅まきで、4000個の餅がまかれた。
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- 宮窪町(愛媛)
愛媛県歴史文化博物館の大本さんが登場。祭りは交流の場であり、地域が結集する場にもなる。今年はコロナ禍を明け、4年ぶりの開催となる祭りも多かったが、自分たちの祭りを客観視して価値に気づく機会でもあった。
- キーワード
- 愛媛県歴史文化博物館
高松の女木島で行われる住吉神社大祭に参加するためやってきたのが中塚さん。普段は東京で弁護士をしている。祭りの主役は太鼓台で船に見立て、漁の安全や大漁祈願をする。島の人口が減る中、担ぎ手の8割が島外在住者となっている。中塚さんは祖父母の家が島にあり、16歳の時から祭りを支えている。中塚さんは太鼓台の乗り手に指導を行う。祭りが近づくと島外から担ぎ手が続々とやってくる。それでも担ぎては足りず、一部を台車に乗せることにした。
祭り当日。冬眠総出で太鼓乗りの着付けを行う。中塚さんは太鼓台の指揮を担う。太鼓台は7時間かけて島を練り歩く。祭りの締めくくりは太鼓台を激しく転がす「暴れ」。島の人も島外の人も共に支えた島の祭りである。
祭りにはオンリーワンお価値があり、そこかkら自分の存在意義を確認しやすい場ともなる。周囲から感謝されることで、生きがいにもなっていく。
徳島県三次市西祖谷山村で行われた神代踊はユネスコ無形文化遺産に選ばた。愛媛県宇和島市津島町野井地区で行われる亥の子は、本来子どもがやるものだが現在は高齢者を中心にやっている。自分たちの祭りを客観視することで、つなげようとする主体的な動きが継承には必要になる。
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