パレスチナ自治区のヨルダン川西岸ジェニンを訪れていたヨーロッパや日本の外交団らに２１日、イスラエル軍が警告射撃を行った。けが人はいないという。イスラエルメディアは警告射撃について、外交団が許可されていない区域にはいったことで軍が警告のため発砲したという。イスラエル軍は謝罪したが、ヨーロッパ各国から非難の声が上がっている。

先月、埼玉県吉川市のリサイクル会社がドラム缶に入った女性の遺体が見つかり、警察は遺体は当時３９歳の女性と発表し、死体遺棄の疑いで女性の夫を逮捕した。夫は2011年から今年までの間、妻の遺体をドラム缶に入れ遺棄した疑いが持たれている。夫は容疑を認め、殺害をほのめかす供述もしているという。警察は殺人事件なども視野に捜査を進めている。

先月、大阪府内のマンションに侵入し20代女性を 階段から突き落とし顔を踏みつけるなどして殺害しようとしたとして、殺人未遂などの疑いで46歳の男が逮捕された。女性は腰の打撲など軽傷。男は殺意を否認した上で「羽交い締めにして後ろに力いっぱい投げた」「ＳＮＳをブロックされたことに腹が立った」と話しているという。男は女性のアルバイト先の常連客で、一方的に行為を抱きつきまとっていたとみ られ、女性の自転車にＧＰＳを取り付け位置情報を取得したとして、ストーカー規制法違反の罪で既に起訴されている。

１８日に三重県亀山市の新名神高速道路の下りを逆走し車2台に衝突し逃走したなどとして、当て逃げの疑いでペルー国籍の男が逮された事件。「１台にしかぶつけていない」と容疑を一部否認している男は、逮捕前の任意の取り調べに対し「道を間違えた」と供述していたことがわかった。警察は、男が高速道路の本線上で車を転回し逆走したとみていて、アルコールなどの検査も行い捜査している。

フジテレビの大株主である投資ファンドのダルトンインベストメンツローゼンワルドの共同創業者らがきのう、フジテレビの清水社長と会談した。フジ側は、先週発表の新たな人事案でダルトンが提案する１２人の取締役候補を誰も入れなかった。会談では、対話を続けることでは一致したものの妥協案は見いだせなかったという。ローゼンワルド共同創業者は「株主総会前に妥協案が出ることを期待していたが、清水社長は明確に和解や妥協の提案はないと表明した」と述べた。直接会談でも妥協点が見いだせなかったことで、来月の株主総会では両者がそれぞれの人事案の承認を争う展開になる公算が大きくなった形。

１９日に青森県外ヶ浜町で弟とタケノコを採りに山に入り一時遭難していた７６歳の男性が約２４時間後に救助された。捜索隊が山中で倒れている男性を見つけヘリコプターで救助した。男性は意識があり、命に別条はなかった。男性は「道に迷って転倒し動けなくなった」と話しているという。

８０年前の５月、東京は「山の手空襲」と呼ばれる大規模な空襲に見舞われた。被害が大きかったとされる表参道の明治神宮山道の入口には戦前から立ち続ける石灯籠がある。山の手空襲は赤坂や青山など”東京の高台”と焼け残った街を標的にしたとされ、死者は約４０００人と言われている。８０年前に近くに住んでいた泉宏（９５）は１５歳の時に大規模な空襲を経験、「空襲は一斉に燃えるので火事場の中で逃げ回って言えるようだった。灯籠のそばで多くの人が息絶えていた。戦争というのは人を殺すこと、物が壊れること。全く生産的なものはない。この平和は大事にしなければいけない」などと話す。

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きょうの予定を紹介。小泉新農水相が職員訓示、三井住友信託銀行”インサイダー”男の初公判、都議選投開票まで１か月。