- 出演者
- 大泉洋 茂木欣一(東京スカパラダイスオーケストラ) 北原雅彦(東京スカパラダイスオーケストラ) 谷中敦(東京スカパラダイスオーケストラ) 大森はじめ(東京スカパラダイスオーケストラ) 川上つよし(東京スカパラダイスオーケストラ) 加藤隆志(東京スカパラダイスオーケストラ) 沖祐市(東京スカパラダイスオーケストラ) NARGO(東京スカパラダイスオーケストラ) GAMO(東京スカパラダイスオーケストラ)
今回は東京スカパラダイスオーケストラが登場。国内外でライブを行っていて、番組ではメキシコライブに密着した。さらに10-FEETのTAKUMAとコラボレーションする。
東京スカパラダイスオーケストラはデビュー35周年を迎えた。加藤隆志はメンバーと一週間会わないとソワソワするといい、谷中敦ら他のメンバーも首肯した。楽屋では黒ひげ危機一発で、ヨーロッパツアーではババ抜きで盛り上がったといい、大泉洋は「ちょっと気持ち悪い」と顔をしかめた。
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- 東京スカパラダイスオーケストラ
東京スカパラダイスオーケストラはこれまでに世界31か国でライブをし、アメリカ最大級の音楽フェス「コーチェラ」では日本人として初めてメインステージに立った。メキシコでのライブは数多く、2019年には現地での活躍が認められ、メキシコ最大の音楽アワードでベストパフォーマンス賞に輝いた。
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- コーチェラ・フェスティバルメキシコ
23年3月、東京スカパラダイスオーケストラのメンバーは3年ぶりにメキシコを訪問。空港では熱烈な歓迎を受けた。現地の空気を感じるため、谷中敦、加藤隆志は広場を散策し、メキシコの人々について、「楽しむことに長けた国民性」などと語った。メジャーデビュー後も東京スカパラダイスオーケストラは自分たちを誰も知らない環境を選び、パフォーマンスを繰り返してきた。海外公演は自分たちの原点を確認させて貰えるという。現地で人気を誇るバンドからのオファーを受け、ライブにゲスト出演した。急遽出演が決まったこともあり、スカパラ目当ての観客はほとんどいない。メンバーはメキシコ民謡をスカパラ流にアレンジするなど特別なセットリストを用意し、ライブに臨んだ。
加藤隆志は「インストゥルメンタルが中心にあるので、歌詞がわからなくても盛り上がってくれる」と話し、谷中敦によると、メキシコの人々には歌のように聞こえているように感じるという。ストリートライブ時代は通行人に足を止めさせるような演奏にこだわり、GAMOは「つまんない顔の人がいたら、絶対に笑顔にさせてやる」と思っていたという。東京スカパラは東日本大震災の翌月、メキシコの音楽フェスに出演した。現地の人は日本の国旗を掲げ、谷中は「地震のことで心配してくれてる」と感じ、「メキシコとのつながりが強固なものになった」と語った。
中南米最大級の音楽フェスが「Vive Latino」で、毎年、10万人近くを動員する。東京スカパラは12年ぶりに出演するということで、メンバーそれぞれが気合十分だった。最後に演奏するのは「Paradise Has No Border」で、谷中は「音が届くところはみんな楽園。楽園には壁もないし、鍵もいらない。来たものみんなウエルカムという発想。メキシコのお客さんを見て思いついた言葉」と話す。
大泉洋は東京スカパラのメキシコでのパフォーマンスを絶賛しつつ、GAMOのMCトークにも注目した。1人だけギャラを多く貰ってもいいくらいだというが、GAMOは否定した。
東京スカパラはこれまでに30組以上のアーティストとコラボしている。メンバーが作詞、作曲し、ボーカリストを迎えることで、音楽性の幅を広げ、バンドの進化を目指してきた。チバユウスケとは「カナリヤ鳴く空」でコラボレーションし、同曲を収録したアルバムで初めてチャート1位を記録した。そんなチバは23年11月に死去。翌月のライブで、「カナリヤ鳴く空」を演奏した。
チバユウスケについて、NARGOは「あんな声の人は出会ったことがない」と振り返り、谷中敦はコラボレーションが決まった時は嬉しかったという。茂木欣一はチバと学友で、19年に「¡Dale Dale! ~ダレ・ダレ!~ feat.チバユウスケ」でコラボした時、無邪気に笑っているチバの姿に感激したという。加藤隆志は「演奏していくことによって、一緒につくった音楽を守っていきたい」と語った。
10-FEETは紅白歌合戦に出演した際、TAKUMAはリスペクトするチバユウスケへの思いを込めて叫んだ。今回、東京スカパラは「カナリヤ鳴く空」を歌うボーカリストにTAKUMAを指名した。
東京スカパラ、TAKUMAが「カナリヤ鳴く空」を披露した。
24年11月、東京スカパラにとって過去最大となるスタジアムライブを控える。沖祐市は「行くところをすべてパラダイスにしたい」と話す。長く続ける秘訣について、大森はじめは「各自が各自をリスペクトしている」、川上つよしは「9人もいるといろいろバラける。いろんな部活みたいな」と語った。大泉は「5人っていうのは結構、もめるんです。5人組ってよく解散してますよね」と吐露。東京スカパラではリーダーが早々に辞め、谷中は「俺らだけで続けるよ」と発言した結果、今に至るといい、関わってくれた人は全員がメンバーと思っているという。今回、「メモリー・バンド」を披露する。大泉は歌詞にある「リスクの大きかった仕事」、「みんな、文句呑み込んでいた」などがバンドとどう関わっていたのか気になっていた。
東京スカパラダイスオーケストラが「メモリー・バンド」を披露した。
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エンディング映像。
「SONGS」の次回予告。