- 出演者
- 大泉洋 三浦大知 清塚信也
ゲストは三浦大知で、22年以来の出演となる。「クラシックTV」のMCである清塚信也の姿もあり、「大ちゃん来てるなら、私も来ないと」と語った。
オープニング映像。
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- 第74回NHK紅白歌合戦
今回、清塚信也は三浦大知の魅力をダンス、歌唱力、ライブの観点から紐解いていくと発表した。
三浦大知は沖縄にいた頃、片道1時間半をかけてダンススクールに通っていた。その後、ダンス&ボーカルグループ、Folderのメンバーとしてデビューし、9歳で音楽番組に出演した。だが、変声期の影響で思うように歌えなくなり、活動休止を余儀なくされた。2005年、17歳でソロデビューを果たし、17年に仮面ライダーの主題歌「EXCITE」でチャート1位を獲得。振り付けは三浦自身が考案し、17年に初出場した紅白歌合戦では無音ダンスを披露。
三浦大知は紅白歌合戦での無音ダンスについて、ダンサーを称え、「同じ曲、場面を頭の中で同時に流している。空気感でテンポを合わせながら踊っている」などと語った。また、振り付けを考案する際に音楽とダンスは相思相愛であるべきと考え、三浦は「ダンスがあることで歌の世界がより豊かに聞こえた方がいい」と述べた。
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- I’m Hereあの空に立つ塔のように
昨年の紅白歌合戦ではダンスパフォーマンスが見どころ満載で、パリ五輪ではブレイキンが新競技に決定。さらに、ダンスのプロリーグも大盛り上がり。ダンスを習う子どもたちは三浦大知を尊敬している。2012年、三浦はダンスキッズに向けてプラクティス動画を投稿し、再生回数は1200万を超えた。三浦が楽曲を発表するたびに振り付けが注目され、「能動」は過去最高難度とも評されている。
清塚信也は「能動」について、三浦が歌いながら高難度のダンスをしていることを強調し、コンサートでやるとなるとハードワークで心配になるという。三浦大知は「カッコよすぎて笑っちゃうものに憧れがある」と話し、面白いアイデアが浮かんだら、できる、できないを考えるよりも実践したくなるという。また、三浦は子どもの頃、仮面ライダーを観ながらダンスしているのを母親が目に止め、ダンススクールに通わせてくれるきっかけになったと明かした。その後、仮面ライダーの主題歌を歌うことになるとは思わなかったという。
三浦大知が「EXCITE」を披露した。
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- EXCITE
三浦大知は柔らかで伸びのあるハイトーンボイスに正確無比なピッチを持ち、「天皇陛下御在位三十年記念式典」で歌声を披露した。
清塚信也は三浦大知の歌声について、「裏声の強さがハンパない」と絶賛。三浦はハイトーンを出すためのトレーニングを紹介した。また、音程も正確で、清塚は「ダンスしながらやりますから。いつ人間をお辞めになったんですか?」と述べた。三浦は30歳ぐらいから酒は断っているという。さらに清塚は朝ドラの主題歌「燦燦」から三浦の歌い方に注目し、「全てのワードに美しい強弱ができている」と話す。三浦は「ちょっとしたビブラート、ちょっとしたしゃくり方、とても意識している」と語った。
清塚信也によるピアノの演奏で、三浦大知は「燦燦」を披露した。
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- 燦燦
三浦は現在、全国ツアーの真っ最中で、東京公演のリハーサルではほぼ全ての曲をフルコーラスで歌い、振り付けの確認にも余念がなかった。また、ライブ演出も手掛け、会場によってステージの見え方が異なるため、人の配置をミリ単位で調整している。三浦にとってライブはこだわりの結晶だという。
清塚信也は三浦大知のライブに行くと、燃え尽きたいのかと思わされるといい、三浦は「今回のツアーはそうしたい気持ちがあり、今、三浦大知チームができることを全出しする。全開で生き抜くっていうのをテーマにしている」と語った。日本武道館でリサイタルを控えている大泉はメンバーとの円陣はやらなければいけないと思ったという。
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- 日本武道館
三浦大知が「Pixelated World」を披露した。
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- Pixelated World
能登半島地震の翌日、三浦大知はSNSで約90分の配信を行った。三浦は「自分にできること、ほんとに小さくてもきっとある」と話し、寄せられたリエクストに応えていった。大泉洋が出演した朝ドラ「まれ」は石川県が舞台で、「大変に心を痛めました」と語った。
エンディング映像。
「SONGS」の次回予告。