- 出演者
- 戸次重幸 大泉洋 玉置浩二
番組のMCを務めてきた大泉洋が歌手として出演し、玉置浩二がMCを初めて務めることになった。ナレーションの戸次重幸は玉置をサポートすることになったが、大ファンの玉置を前にして「正直、ブルってます」と語った。
大泉洋は約25年前、日本武道館でコンサートをやるという野望を掲げ、今年、リサイタルを実現させた。番組ではライブの舞台裏に密着した。
玉置浩二は大泉洋が紅白歌合戦で披露した「あの空に立つ塔のように」をプロデュースした。玉置は紅白について、「多分、観たと思う」と語った。
紅白歌合戦のリハーサル前、大泉洋はあいみょんと対面し、首を長くして楽曲提供を待っていることを改めて伝えた。また、大泉は福山雅治の派手な衣装に驚愕しつつ、エールをおくった。本番当日、大泉は空きスタジオを無断で使い、声出しを確認。出番終了後、張り詰めていた緊張が解け、腰が抜けてしまったという。
玉置浩二は紅白歌合戦での大泉洋のパフォーマンスを振り返り、改善点を指摘したが、大泉は「もうアルバム出ちゃうんです」などとツッコミ。大泉は作詞の際、成就しなかったラブソングを思索したが、荷が重く、悩んでいたところ、玉置から「難しい歌詞なんかいらない。北海道の景色、風、空とかでいいんだ」と言われた。大泉は北海道百年記念塔をモチーフにした歌詞を別につくり、玉置に助言を求めると、ラブソングの方の歌詞と一体化させることを提案されたという。
大泉洋が「あの空に立つ塔のように」を披露した。
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- あの空に立つ塔のように
大泉の歌手としての魅力について、玉置浩二は「”てらい”が無い。こうしてやろう、ああしてやろうが無い」と話す。
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- あの空に立つ塔のように
日本武道館でのリサイタル前日、大泉洋は会場を訪れ、観客席を見て回った。本番では「ハナ~僕とじいちゃんと」をピアノ演奏するといい、大泉は「(去年9月)時代劇やりながらホテルで練習してた」と明かした。メロディーを頭から丸暗記しているため、途中で間違えてしまったら一巻の終わりだと何度も確認していた。本番、1万3000人のファンが集ったなか、大泉は自身の楽曲を披露した他、沢田研二のヒットナンバー「TOKIO」、松山千春の「長い夜」、マイケル・ジャクソンの「マン・イン・ザ・ミラー」をカバーした。そして、「ハナ~僕とじいちゃんと」の時を迎えたが立て続けにミスし、大泉は「マジ、ヤバい」と吐露。ファンからは温かな声援が送られ、大泉は挑戦を成功させた。
大泉はピアノ演奏でミスを連発したが、玉置浩二は会場全体が成功を願うという見事な演出だったと捉えていた。大泉は「武道館の魔物じゃない、神様だった」とアーティストたちに言って貰ったという。今回、武道館リサイタルでも披露した「ハナ~僕とじいちゃんと」を届ける。
大泉洋が「ハナ~僕とじいちゃんと」をピアノで弾き語りした。
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- ハナ~僕とじいちゃんと
大泉洋がリサイタルで披露した「ふわり」は同じ北海道出身のTAKUROが手掛けた。大泉から伝え聞いた愚痴、夢、希望などをもとに、TAKUROは「自分の中で広がる大泉洋の世界を僕なりに解釈して書きました。この詞はGLAYにも当てはまる」などと語った。大泉はTAKUROに対して、「『あの空に立つ塔のように』の作詞でいっぱいいっぱいなので、歌詞までお願いします」と伝えると、快諾してくれた。歌詞が素晴らし過ぎて、大泉は「あの空に立つ塔のように」で何を描くべきか、より悩んだという。
玉置浩二は大泉洋を唯一無二の存在と捉え、平和の象徴になることを期待した。
大泉洋は「ふわり」を披露した。
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大泉洋らが「NHK+」を告知した。
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- NHKプラス
エンディング映像。