2023年11月25日放送 16:00 - 17:15 テレビ東京

TOKYO STARTUP DEGAWA
2023

出演者
出川哲朗 狩野恵里 若槻千夏 
(オープニング)
オープニングトーク

若槻は会社を立ち上げてから11年目となる。社長ではなくデザイナーなので、社長目線の声も聞きたいという。

オープニング

出川哲朗が女性起業家の実態に迫る。女性社長の数は東京が1番多い。その中で小池百合子知事からメッセージが寄せられた。来年春には「SusHi Tech Tokyo 2024」が開催。今回は今注目の若手女性起業家が集結。

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女性起業家 大集合スペシャル
資本金調達!起業家にとって大切な「お金」 農家・漁師から直接買える食べチョク 秋元里奈(32)

ビビッドガーデン代表取締役社長の秋元里奈は、2016年に会社を創業。7年で従業員数はスタッフ含め73名の会社に成長。大人気のサービスが「食べチョク」。生産者が直接消費者に野菜や魚を販売。現在登録している生産者の数は約9100軒。秋元さんの実家は農家で、実家が廃業した経験が今の事業を始める原点。規模の小さい生産者もきちんと利益を得ることが出来る世の中を目指している。資金調達20億円は、今後の事業拡大のため広告や人件費として必要だという。今回はトータル15社位から入っているという。地方銀行系投資会社から出資を受け、地方の生産者もサポートしている。初期はお金がなくて、農家を回るのも夜行バスで全国を回ってたりしていて、その時の感覚が抜けなくて未だに宿も3000円や4000円を探して泊まってしまうという。なるべく抑えられるところは抑えようとはしているという。タクシーは時間を買うという意味で乗るが、部屋は寝るだけなのでそんなにいらないかなと考えているという。

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資本金調達!起業家にとって大切な「お金」訪日外国人向け 日本食文化体験 城宝薫(30)

城宝薫さんは2014年に大学在学中の若干20歳で起業した。現在株式会社テーブルクロスは社員40名で9割が外国人というグローバルな会社で食のプラットフォームや商品開発・マーケティングなどの事業を行っている。現在力を入れているのが訪日外国人向けグルメプラットフォームbyFood. 利用者は月間25万人でレストランや食体験の予約が出来る。城宝さんは日本政策金融公庫から学生で初めて融資を受けたとのこと。日本政策金融公庫は日本政府が100%出資する金融機関で融資が通ると他行からの融資もおりやすいという。金融公庫だけだと数百万だが、そのあと信用金庫などから融資を受けて融資だけで2500万円くらいになったという。大学生で総額1億円の資金を調達した。

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byFood.comテーブルクロス日本政策金融公庫
資本金調達!起業家にとって大切な「お金」マッチングできるオンライン書店 森本萌乃(33)

MISSION ROMANTICの森本さんは映画のようなロマンティックな出会いを目指した。手と手が触れ合う「耳をすませば」のワンシーンに触発されわずか1か月で起業した。本をきっかけに出会える「Chapters」を展開している。仕組みは選書した本を郵送し同じ本を読んだ人をマッチングし本について語る。相手を気に入れば連絡先の交換が出来る。新しくオフィス兼店舗を作るという。森本さんは自己資金が底をついたら服を売買して凌ぐなどしていたという。

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資本金調達!起業家にとって大切な「お金」中身は秘密!?謎の箱を販売 坂内綾花(25)

フォーチュンファクトリー代表取締役の坂内綾花は、中学卒業後にアルバイトしながら企業を目指し、18歳で会社を創業。始めたサービスは何が入っているかわからない謎の箱。謎の箱は累計2万個を売り上げる大ヒットが続いている。中には、全国各地のまだ知らない食品や日用品。その商品探しのため全国を飛び回っている。社員1人でこなす女性起業家。中学卒業後は専門学校進学を機に上京し、途中で中退し起業を志しながらアルバイトしていたという。友達とルームシェアしていた時期があり、彼女には仕送りが送られてくるのを、一緒に楽しんでいたことが謎の箱を通販で販売するキッカケになった。自己資金ゼロで始めて、最初はクラウドファンディングを利用して販売を開始し、362名から約150万円の出資があり、それを元に謎の箱をお届けしたという。緩衝材とか計算外のものがあり、終わってみたら赤字になってしまったという。今回出川用に謎の箱を用意してもらった。

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フォーチュンファクトリーフォーチュンボックス坂内綾花

今回坂内さんに、出川用の謎の箱を用意してもらった。中には「KOJI CLEAR」「十年熟成みそ」「いぶさな牛ビーフジャーキー」など全6品が入っている。SNSでは、フォーチュンボックスに入っていたとは言っていけないという。森部さんから赤字にならないアドバイスとして、サブスクがあると楽になるという。地方別や旬の食材をいれた謎の箱を販売することを提案。秋元さんは、手書きメッセージがあったら面白そうなどとコメント。

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KOJI CLEARありのままいぶさな牛ビーフジャーキー 30gビックカメラフォーチュンボックスロッキングホース十年熟成みそ 500g気仙沼港町のパスタソース さば×ポモドーロ風 120g
時代を切り開く「女性起業家の新ビジネス」バンクシーが1万円!アート共同購入 松園詩織(35)

AND ART代表取締役CEOの松園詩織は、2018年に起業。アートの仲介コンシェルジュ、プラットフォームなど事業を展開。アートを身近にする驚きのサービスを立ち上げた。1つの作品に対して複数のオーナーがいる共同購入という形になる。共有オーナーになるメリットは、1枠ずつ証券のように任意の価格で売買ができるようになっていたり、オーナーによる多数決によりアートを売却したり、鑑賞会などオーナー限定の特典があったり、オーナー独特のアートの所有体験をしてもらうというコンセプトになっている。最初に会社で買い付けてからプラットフォームに新作として販売するという。最初の資金調達は数千万円で、前回は3億弱だったという。

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時代を切り開く「女性起業家の新ビジネス」訪日外国人の1/4が利用!チャットボット 網川明美(36)

ビースポークの網川明美社長は2015年に会社を創業し、現在は渋谷のヒカリエに本社を構え、従業員数は約50名。ビースポークが提供するのは独自開発した人工知能を搭載したチャットボットで、人間の代わりにAIが的確に質問に答えるプログラム。開発当初は旅行者向けのチャットボットを提供し、訪日外国人の4分の1が使用する人気サービスに。現在は官公庁などに採用されている。2017年に成田空港にAIチャットボットのサービスを入れたのが、国際空港でAIチャットボットを使う初めての事例で、空港のWi-Fiに接続すると完了画面がチャット画面になっている。森部好樹が「生成AIをどうやってやろうとしている?」と網川社長に質問。網川社長は「生成AIを既に組み入れており、チャットボットで対応出来ない質問などの認識に生成AIを利用している。」などと回答。

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時代を切り開く「女性起業家の新ビジネス」Z世代向けSNS広告 大槻祐依(28)

FinTの大槻祐依代表取締役は単位が取りやすい起業講座の受講をきっかけに大学の起業コンテスト優勝やシリコンバレーのコンテスト準優勝と起業に目覚めた。在学中に起業して女性向けメディアやZ世代マーケティングを展開し、毎年事業規模が倍々と急成長を続けている。現在は社員50名でスタッフを含めると80名の会社に成長し、さらなる成長のため海外進出も果たした女性起業家。若者向け商品の広告展開など様々なSNS媒体を使って戦略的に運用している。平均年齢26歳の会社で、自分の好きなことやどういう風に発信していくと良いかなどを企画しているメンバーが多く、25歳のSucleの編集長や24歳の事業責任者が所属している。

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若槻千夏と出川哲朗についてZ世代目線で分析。若槻千夏はインスタグラムのフォロワーが84.1万人、出川哲朗はマネージャーが3.3万人となっている。SNSの世界ではフォロワー1人に対して1円が投稿の価値と言われており、企業広告などの案件に対して報酬が支払われる。出川哲朗は口コミ数が多いため、安い単価で口コミが多い出川マネージャーの方が高効率。森部好樹は「他の世代にテを伸ばさずZ世代で勝負した方が良い。」などと話した。

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出川が若かりし頃にディスコで踊っていたロボットダンスを披露した。スタジでは意味が分からないので流行ると思うなどと話された。

会社の危機!「〇〇な人には気をつけろ!」

女性起業家に会社の危機について話を聞くと、城宝は資金調達の際に詐欺にあいかけたので「優しいおじいさんには気をつけろ!」などと話した。秋元は出資を受けて株主にすると基本的には追い出せないため美味しい話には注意が必要などと話した。網川はイギリス人に事業内容を丸パクリされたので大事な技術は特許で守るべきなどと話した。森部は今成功している人の話を聞くのがオススメなどとアドバイスした。

困難の連続!「会社経営で起きたピンチの瞬間」

会社経営で起きたピンチの瞬間について、大槻は事業変更したところ共同創業者やインターン生などが皆辞めてしまい1人になったそう。しかしその後成功したため自分が熱中できる事業を行う方が良いなどと話した。謎の箱を販売する坂内は気温の上昇で食品が腐った状態で客に届きクレームや返品対応で会社がピンチだったなどと話した。森部は税金や書類の書き換えなどについて、先に調べておくことで節約することをオススメするなどと話した。

女性社長がやっている!「会社成長の秘密」

企業として成長した秘密について、秋元は会社のTシャツを毎日着ることで出資者などを得たり広告効果があったなどと話した。

若槻千夏の聞きたい事/出川哲朗の聞きたい事

女性起業家に対し若槻から今後儲かる話はあるかとの質問があり、大槻はVTuberがおすすめなどと話した。また出川からはセレブな生活をしているのかとの質問があり、秋元は豪遊するわけではないが自分の報酬が低いと他の役員が気にするため社内で1番上の水準にしているなどと話した。

出川哲朗が7人の起業家に質問!

女性起業家に対し、出川から好きな芸人と好きなテレビ番組について質問した。大槻はバラエティ番組をよく観るなどと話した。

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