- 出演者
- 鈴江奈々 森圭介
自民党総裁選の様子を生中継で伝える。1回目の投票が終わって現在は開票が行われている。午後1時50分ごろに1回目の投票の結果が判明するとみられている。今回の総裁選は国会議員1人1票の議員投票が295票、党員・党友票の結果を295票に割り当てた党員投票合わせて590票で争われる。最初の投票で過半数を獲得することが出来ればその時点でその候補が新総裁となるが、過半数に達する候補が出なかった場合には上位2候補による決選投票が行われる。全国の党員・党友票について日本テレビの取材でごご1じすぎまでに判明した結果によると、高市氏が全体の約4割の票を獲得しリードしている。麻生派の麻生最高顧問は「党員票で1位になった候補を応援するように」と周辺に指示をしたという。
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総裁選の意気込みについて小泉農水相は「感謝の一言しかない。皆さんと選挙を勝ち抜いて国民のために前向きに働く自民党を作る。」などとコメント。決起大会に集まった全議員と握手をした。高市前経済安保相は「どんな困難な道でも力を借りながら真っ直ぐに進む。」などとコメント。母の形見のネックレスをつけて決起大会に臨んだ。林官房長官は「総裁の座を勝ち取るまで戦い抜くことを誓う。」などとコメント。ゲン担ぎとしてカツハヤシライスを食べた。
野党幹部に総裁選について聞く。各候補の論戦について日本維新の会・藤田氏は「安全運転で解党的出直しという姿勢があまり感じられない。」、国民民主党・古川氏は「去年と同じ顔ぶれでつまらない。」、立憲民主党・馬淵氏は「主張も差が出ず、興味が持てない総裁選だった。」などとコメント。現在は開票が終わり、選挙管理委員の確認が行われている。13時50分頃に結果が判明予定。
総裁選の開票結果、議員票が小林氏が44票、茂木氏が34票、林氏が72票、高市氏が64票、小泉氏が80票。党員算定票は小林氏が15票、茂木氏が15票、林氏が62票、高市氏が119票、小泉氏が84票で、183票を獲得した高市氏と164票を獲得した小泉氏による決選投票となった。5分間の演説で小泉氏はまず逢沢委員長らに感謝の言葉を述べた上で「1年前に結果が出ず、未熟さなどと向き合った。総理になったら全議員に活躍の機会を作る。一つになって国民が求める政策を野党とともに前に進める体制を作る。総裁選を候補者間の分断や違いを際立たせるのではなく、融和の総裁選にできたのは全員のおかげ。」などと話した。
小泉候補の演説が終わり、小泉氏はサーバント型のリーダーシップを執行している中、高市さんの演説に注目が集まる。高市さんは国会議員や地方議員、国民など多くの支援のおかげと感謝した。それぞれの候補者とスタッフに感謝を述べ、立候補した理由は自民党が変わらなければいけないと思い立候補したと話した。日本人の底力を信じてやまない者として三度立候補した。昨今は厳しい声を聞き、国民はこの総裁選に自民党の覚悟を見守ってる中、議員とともに自民党の新たな歴史を刻みたいと話した。「全世代が結集して臨みたい、物価高対策、中小企業者、病院介護施設などに寄り添う姿勢、強い日本を取り戻すこと、地域を守る農林水産業の育成に力を注ぐ。日米同盟を基軸に自由で開かれたインド太平洋を主導、対話を重視して外交に望む。日本列島を強く豊かに次の世代に引き継いで行きましょう。」と演説した。
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自民党総裁選挙は、高市早苗氏と小泉進次郎氏の決選投票となった。日本維新の会・藤田さんは「結果を見守りたい」、国民民主党・古川さんは「今のスピーチは議員向けという感じ」等と述べた。立憲民主党・馬淵さんは「概括的な話だった。もっとパッション持って強いメッセージを出すのかと思った」等と述べた。
高市氏と小泉氏の決選投票。決選投票の都道府県連の票は47票が割り振られるが、日本テレビの取材で、高市氏が小泉氏より25票程度リードしているとみられる。1回目の議員票から見えてきたことは、小泉陣営は100票を狙う中で80票だった。高市陣営は70~80票狙う中で64票。注目は、林氏が72票も獲得したこと。決選投票では、この林氏の投票の行方がカギを握るのではという。これまでの取材で、決選投票で林陣営そして岸田前総理は高市氏ではなく違う候補を応援するという意向を示してしたという。小泉氏に追い風が吹いているが、高市氏にも追い風が吹いているという。麻生太郎最高顧問が、党員票で1位になった候補を応援すると周辺に伝えていた。注目は茂木陣営がどこに乗るか。茂木派の中には麻生さんと行動をともにするのではという見方もある。一番注目していたのは高市氏の演説。その中で「全員参加の全世代総力を結集する」という形を強調。去年時間配分を誤ったが、今回は周到な準備をしたということで、5分間を有効に使い切ったという印象。
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小泉さんと高市さんの決選投票が行われている。残り50人ほど。小泉氏は仲間に感謝した演説を行っていた。高市さんはバランス感覚をもって国会運営にあたるという。保守的な印象が強い。自民党内には高市アレルギーがある。日本維新の会の藤田さんは、給付付き税額控除を2人は取り下げていたという。日本維新の会は食料品の減税を求めていくという。国民民主党は年収の壁の引き上げを訴えている。立憲民主党は給付付き税額控除について、議論しなければいけないという。
自民党総裁選挙の決選投票が終わった。国会議員票295票、地方票47票で342票で争われる。小泉さんか高市さんが総裁になる。総裁が誕生したあとの国会日程について。党役員人事がスターとする。臨時国会が開かれる。外交日程がはじまる。トランプ大統領は日本の防衛費を増やせと言ってくるだろう。高石早苗氏は自民党が変わらなければならないという。小泉農水相は仲間たちに恵まれ立候補したという。日本維新の会の藤田共同代表は、連立の声がかかれば、テーブルにつくという。内容次第だとのこと。政策の協議の中では、短期の経済対策、構造改革の議論もしなければならないという。企業団体献金の廃止を強く言い、議員定数の削減も言ってきたが実現できていない。国民民主党の古川さんは三党合意したことをやってほしいという。立憲民主党の馬淵さんは自民党と対峙しながらも丁寧に合意を重ねていくという。連立ありきではないとのこと。開票が進む中、高市さんには柔らかい表情が見えた。3時前には結果がでるもよう。
自民党総裁選による決選投票の開票が行われている。1回目の投票では高市氏が183票、小泉氏が164票。井上幸昌は「茂木氏と麻生氏がどこに乗るか、小林氏も当初の想定より多く票を取っているのでどう別れていくか。」などと話した。票は無記名な為、誰が誰に入れたかは分からない。井上幸昌は「小泉氏が総理大臣になれば戦後最年少となる。歴代では伊藤博文と同じ44歳。高市氏だと女性初の総理となる。」などと話した。トップに期待することについて藤田文武は「安定して改革し突破していくという政権を作れるかどうかが、リーダーのメッセージに現れるかどうか。」、古川元久は「今自民党が求められているのは中身を変えられるか。」、馬淵澄夫は「野党として政策の協議を詰めていき、党としてその姿を私たちにも提示して頂きたい。」などと話した。
決選投票の得票数を発表した。議員票は高市氏が149票、小泉氏が145票。都道府県票は高市氏が36票、小泉氏が11票。合計は高市氏が185票、小泉氏が156票。自民党新総裁に高市早苗氏が選ばれた。井上さんは「安定という意味でいうと小泉氏は若いというのもある。高市氏は党内で女性版石破総理ではないかとの声もある。幹事長・官房長官に重厚感のあって野党との政策協議も行える人物を当てるかが政権のカギとなる」などと話した。
自民党・高市早苗新総裁が演説。自民党の新しい時代を刻んだと感謝を述べた。これまで衆参とも少数与党という厳しい状況の中で苦労を重ね、地方創生に大きな道を開いた石破総裁に敬意を持って感謝を申し上げた。嬉しいというよりもこれからが大変なことだと、皆さまと一緒に力を合わせてやらなきゃいけないことが山ほどあると思っている。自民党を気合の入った明るい党にしていく、多くの方の不安を希望に変える党にしていくための取り組みが必要だとした。全世代総力結集で全員参加で頑張らなきゃ立て直せないとし、全員に働いてもらうなどと強調。自身はこれからちゃんと謙虚にやってくとした。
自民党新総裁に高市早苗氏が選ばれた。井上幸昌は「この後も早速日程が入っており、連立を組む友党の公明党への挨拶、新総裁としての初の会見も今日控えている。高市氏のこれまでの政治家としての歩みを考えると、良いチームが作れるのかを心配する声が出ている。」などと話した。
平本さんは注目の数字が2つあった。1つが35という数字。1回目の投票で党員の支持が高市さんが小泉さんを35票上回った。高市さんは党員の支持を後半に向けて伸ばしてきたが小泉さんはダウントレンドで入っていったので下げのトレンドが最後響いたと見ている。2つ目の数字は20という数字。議員票の1回目と2回目の決選投票での伸びの比較。原因は麻生最高顧問が高市さんの支持に回ったこと。世代交代の嫌悪感がある」などと話した。
自民党の新総裁に高市早苗氏が選ばれたことについて井上幸昌は「自民党内でいうと石破さんはリベラルな立ち位置、高市さんは保守派な為、石破さんは高市さんが新総裁になったことに内心は良く思っていないと見られる。これまでの自民党総裁選では選挙の顔を選ぶ総裁選が続いたが、少数与党となった今回は各所の顔色を伺う総裁選になった。こういった選挙になると改党的出直しと行ってたのに政治のダイナミズムがどこにいってしまったのかという印象がある。」などと話した。