- 出演者
- 鈴江奈々 木原実 森圭介 斎藤佑樹 刈川くるみ 瀧口麻衣
上皇ご夫妻は今年、各地を訪問された。今年5月には栃木県日光市、8月には長野県軽井沢町でしっかりと手をつなぎ、足元を気遣いながらキャベツ畑を散策された。上皇后さまは今月20日に90歳、卒寿の誕生日を迎えられる。いつも通り過ごされるなか起きた今回の右大腿骨上部の骨折について、藤井英紀医師は「整形外科でも扱うことが多い。普段から健康に気をつけられていたことで、軽い骨折で済んでいると思う」と語った。今回、上皇后さまが受けた骨接合術という金属などの器具で骨折部分を固定し、つなぎあわせる手術については「しっかり骨接合がなされていれば、体重がすぐにかけられる状態になっていると思う。6週間も過ぎてくれば元の生活にちょっとずつ近づけるようになってくる」と語った。上皇后さまは今後リハビリなどを行い、1週間〜2週間入院される予定。
最大の値上げラッシュとなった10月。神奈川・横浜市の業務スーパー横浜いずみ店は、このご時世にあえて約500種類の商品で値下げセールを開催。物価高の今だからこそ買い控えに対抗。物価高の今、商品によってスーパーを使い分けるという声が聞かれた。買い物場所を3〜4か所に分けている女性もいた。別の女性はドラッグストアを賢く利用。ベーコンや乳製品はドラッグストア一択だという。果物に目がない女性は価格以外に品質を重視。買い物の場所は多くの人が使い分けている。アンケートによると、79%の人が普段からスーパーを使い分けると回答。スーパーは何によって使い分けるかでは、1位が商品の価格で、品ぞろえ、品質、アクセスの良さがその後に続く結果となった。物価高の影響があるとみられている。
生き残りをかけたスーパーはあの手この手で客を集める戦略を練っている。先月、東京・墨田区にオープンしたばかりのスーパー・BLANDEオリナス錦糸町店は1人でも多くの客を呼び込むため買い物以外の楽しみを提供している。店のこだわりの一つ、飛行機を使い仕入れた朝どれ鮮魚の数々。こだわり過ぎたため、店はある時間になると1日に4時間だけ店内におすし屋さんがオープンする。カウンターがあり“すしバー”の装い。店内には他にもベーカリーカフェを併設。すしバーやワインバーなど体験型の売り場を通じ、客とのコミュニケーションを図り楽しく買い物してもらうことが店の狙いの一つ。これからも様々なサービスをスーパー内で展開したいという。
番組が工藤聖真くんに出会ったのは2年前。当時は当時小学5年生だった。両親と祖父、兄の5人家族。特別支援学校に通い、点字のタイプライターが筆記用具。点字を使いこなしているが、覚えてまだ1年半ほど。聖真くんは生まれてまもなく両目にがんが見つかり右目を摘出。左目は治療で残すことができ視力もあった。3年生の時に左目のがんが再発。両親は放射線治療に望みをかけたが、左目も摘出し、両目の視力を失った。体を動かすことが大好きだった工藤聖真くんは視力をなくした生活でストレスがたまるばかりだった。そんな時、視覚障がい者のために考案されたボクシング「ブラインドボクシング」に出会った。全国でも20人ほどしか選手がいない、まだあまり知られていないスポーツ。アイマスクをつけた視覚障がい者が首から鈴をぶら下げた健常者のトレーナーを相手にする。ポイント制で2分間、鈴の音を聞いて相手の位置や距離を掴みながらパンチを打つ。コンビネーションができているか、闘志や気迫が感じられるかなどをジャッジする殴り合わない見せるボクシング。聖真くんは最年少の練習生。この時、まだ始めて半年ほど。動きは体に触れてもらいながら教わる。指導するのは元日本ライトフライ級1位・村松竜二さん。村松さん自身も左手首に障がいがありながらもプロボクサーを続けていた。ハンディキャップをものともしない村松さんは憧れの存在。「失ったものを数えるな、残されたものを最大限に生かせ」という言葉は心が折れそうになった時、思い出す合言葉。聖真くんは自宅でも練習を欠かさない。
ある日、東京・武蔵野市にあるプロボクサーも所属するフレア山上ボクシングジムを訪れた。ボクサーたちにブラインドボクシングを見てもらうことになった。聖真くんは人前で披露するのは初めて。元東洋太平洋スーパーバンタム級王者・和氣慎吾さんも見つめる。和氣さんが「いいパンチ打つなと思って感動した」と語った。ところが3か月後、左目のまぶたに再びがんが見つかった。聖真くんが6年生になったばかりだった。抗がん剤治療のため、入退院を繰り返す生活で復帰も分からない状況だった。それから3か月後、久しぶりに聖真君がジムに来ると連絡があった。この日からボクシングの練習を再開。自分が想像していた以上に体力は落ちていた。一方で学校も再開。聖真君が通う特別支援学校に視覚に障害がある同級生はいない。授業はいつも1人。歩行訓練も必須の授業。このとき視力を完全に失って2年ほど。1人で歩くことはまだまだ苦手。特に難しいのは信号のない横断歩道。トレーナーの村松さんが向かったのは地元の小学校。体育館にリングを持ち込みブラインドボクシングを披露するイベントを準備していた。同世代の子どもたちの前で2分のパフォーマンスをやる聖真君は練習に打ち込む。イベント当日、たくさんの子どもたちや家族連れが詰めかけた。ことし4月、聖真君は国立の盲学校の中等部に入学。寮生活をしながら勉強中。ボクシングも続けている。
「ヒューマングルメンタリー オモウマい店」の番組宣伝。
東京・中央区にあるアエナ ヤエチカ店。店に並ぶおよそ1300種類、すべての商品が割引価格で売られている。割引価格の秘密は、賞味期限の近いものやパッケージのリニューアルで余ったものなどを安く仕入れているため。割引率が高い商品を狙う人も。物価高を背景にここ1年で30店舗以上がオープンしている。さらに、関東で拡大中の半額専門店を見つけた。先週水曜日、歯ブラシなどの日用品から、おせんべいやペットボトルのお茶まで、すべての商品がメーカーの希望小売り価格や仕入れたときの市場価格の半額になっている222(トリプルツー)がオープン。関東ではここ2年で5店舗増えて9店舗を展開。今回は認知度アップのため出店数が少ない埼玉県に期間限定店舗をオープン。訳あり商品を取り扱っているため半額以下で販売することができる。食品コーナーにあるお菓子は賞味期限があと2か月半ほど。メーカーで余ってしまった在庫なども訳あり品として安く仕入れている。レジでは半額にする前の合計金額を表示してお得感を出す工夫をしている。半額になるのが珍しい箱なしティッシュが5個パック200円ほどで売られていた。半額の訳は梱包用の段ボールに傷があったため。今回、たまたま数量限定で仕入れることができたという。
歌手のきゃりーぱみゅぱみゅが第1子を出産したことを発表した。きゃりーは去年、3歳年下の俳優・葉山奨之と結婚し、ことし4月には妊娠したことを報告していた。出産日や性別などについては明かしていない。
ことしのノーベル物理学賞に選ばれたのはプリンストン大学のジョン・ホップフィールド教授とトロント大学のジェフリーヒントン教授の2人となっている。授賞理由は人工ニューラルネットワークによる機械学習を可能にする基礎的発見と発明に対してということで、選考委員会は物理学を使い今日の機械学習の基礎となる手法を開発したと説明している。
エンディングの挨拶をした。