調査会社インテージの調べでは2024年お花見意識・行動調査の結果、予定している・するかもしれないと答えた人は34.5％で2021年比の12.8ポイント増だった。物価高などがお花見に影響すると超えた人は半数以上だった。花見をすると答えた人の予算は平均6872円で昨年比63円減。物価上昇の中予算がほぼ横ばいなのはお花見予算の引き締めが考えられるということ。場所については昼間に近場と答えたのは73.1％で名所や旅行などは昨年比から少し減った。
消費経済アナリストの渡辺広明さんは今月16日に地方自治体が独自観測で桜開花を宣言した愛媛県宇和島ではつぼみがほころぶを始めていて花見は消費喚起の重要イベントなので桜の開花は消費需要を盛り上げるものとみえるとした。安近短の花見を予定している人が多くいたがコンビニは飲み物など売上アップが見込め花見会場近くコンビニでは紙皿などのさらなる売上がとれる。この時期には桜を取り込んだ季節の限定商品が発売され近年では外需のインバウンド客にも人気となっている。インバウンド客へJTBが行った日本で体験したいものの調査では1位は自然風景の見物で2位は桜の鑑賞で名所以外にも日本列島どこでも見られることが驚きとなっているといい名所がない地方観光関係者が桜をアピールし集めることも検討してもいいのではと思うなどと話した。