先週、千葉県の農家では、今年の米づくりが始まっていた。新米ができるのは5か月先だが、例年なら5月頃まで予約を受け付けていた新米が売り切れてしまう青田買いが起きている。先月23日までの全国のスーパーでの米の平均価格は5キロ3939円と8週連続値上がり。先月14日に備蓄米の放出が発表されたあとも上がり続けている。実際に横浜市にあるスーパーでは備蓄米発表後も米の価格は上がり続けているという。スーパーなどに米を卸す業者を取材。備蓄米放出による影響について、どのくらい数量が来るか不明だという。米の流通に詳しい専門家は、下がるとすれば3月下旬や4月だと思うと話した。別の専門家は、備蓄米効果で5月末から6月に値段が下がり、都内で5キロ3000円から3500円になると予想。しかし、買い急ぐと全体の値段がまた上がるとの指摘もある。