副鼻腔炎は鼻の奥にある副鼻腔で炎症が発生する病気。症状が3か月以上続く慢性のものは蓄のう症とも呼ばれる。味や匂いが分かりにくいといった障害を引き起こすほか、悪化すると顔が腫れる場合もある。アレルギー性鼻炎や花粉症の人がかかりやすいという。いとう王子神谷内科外科クリニックでは今年副鼻腔炎の患者数が例年の約2倍に及んでいる。花粉のピークと黄砂の襲来が一緒に起きたことが原因だという。黄砂は大量に吸い込むと粘膜を傷つける可能性がある。帰宅した際に衣服についた黄砂を家に持ち込まないことも予防につながるという。今日は西日本を中心に黄砂が飛来する予報が出ているため注意が必要。
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