厚労省がきょう発表したインフルエンザの患者報告数は東京で5.59人で、前週比は約1.2倍。9週連続で増加となった。去年は12月中旬すぎに急に感染のピークを迎えた。一昨年は緩やかなピークが長く続いた。東邦大学の小林教授は、流行地域から観光客の影響や急激に寒くなったことが要因と指摘している。田町三田駅前内科の岸本医師は、今年はワクチンを打っていない段階での流行なので長引くと予想している。岸本医師は、加湿と換気、マスクを頻繁に変える感染対策を推奨した。小林教授が推奨するのは1日10~20回の手指消毒。いとう王子神谷内科外科クリニックの伊藤院長は指先の洗い方を紹介した。チューリップのように指を集めて蛇口を指先に向ける。洗ったあとはペーパータオルで蛇口を閉める。スマートフォンの表面を消毒することも推奨した。
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