近年、認知症の前段階としてうつ病や双極性障害などの気分障害を発症する可能性が指摘されていた。量子科学技術研究開発機構などの研究チームは、40代以降に発症したうつ病などの患者の脳に、認知症の原因のひとつとされるタンパク質「タウ」が溜まっていることがわかったと発表。認知症と中高年のうつ病などの関連性が客観的に示された形。量子科学技術研究開発機構・高畑圭輔主任研究員は「認知症の早期診断あるいは早期治療につなげる必要性を感じている」と話した。
© 2009-2025 WireAction, Inc. All Rights Reserved.