鹿児島県さつま町の川内川では梅雨明けからお盆前くらいまで天然うなぎの漁が行われる。漁は筒状の容器に生きたえさを入れて川底に一晩仕掛ける「筒漁」と呼ばれる漁法。川内川漁協の山下組合長は直径およそ7センチ、長さ70センチほどの塩ビ管を仕掛けに使い、川内川でとった生きたテナガエビ10匹ほどをえさに入れる。筒の入口には一旦入ると戻れないかえし口がつけられていて、エビを食べようと入ってきたうなぎを生けどりにする仕組み。5本の仕掛けで19匹のうなぎがとれ、大きいもので70センチ、250グラムほどもあった。天然うなぎは養殖に比べて身がしまって歯ごたえがあり、一般への販売はしていないという。