- 出演者
- 田代杏子 松田利仁亜 伊藤雄彦 坂下恵理 武田健太 守屋瞭 市来秋果 大谷奈央 中野花南
オープニングの挨拶。
2021年7月3日、静岡県熱海市伊豆山地区で大規模な土石流が発生し、地区を流れる逢初川の上流部に違法に造成された盛り土が崩れ、災害関連死も含めて28人が犠牲となった。土石流の発生から4年となるきょう、熱海市は被災地の伊豆山地区で追悼式を開いた。式では亡くなった28人の名前が読み上げられた。参列した犠牲者の遺族や行政関係者など合わせて55人が黙とうを捧げた。熱海市・斉藤栄市長は「伊豆山地区の被災地域の復旧・復興事業を着実に進めるとともに状況に応じた支援を行っていく」と述べた。式典では市長の挨拶の後に参列者から「人災だ」と声があがる場面があった。参列者は献花台に白い菊の花を手向けて犠牲者に祈りを捧げていた。
鳥取県の湯梨浜消防署では毎年海水浴シーズンを前に関係機関と連携した水難救助の訓練を行っていて、湯梨浜町の海岸におよそ30人が集まった。訓練は遊泳中の男性3人が沖合に流されたという想定で行われ、消防の水難救助の隊員が泳いで近づきロープで繋いだ男性を岸まで手繰り寄せて救助した。沖合にいる救助者はヘリコプターで吊り上げるなど岸からの距離によって救助方法を変える手順を確認していた。このほか、カメラがついたドローンを海上に飛行させて救助が必要な人がいないかを確かめていた。消防によると、訓練でドローンを使用するのは初めてで、上空からの確認で速く正確に位置を特定することが期待される。湯梨浜消防署・石尾篤副所長は「浮き輪など浮力体をつけていないと捜索が非常に困難になる。安全をはかれる道具を準備して遊んでもらうのがいい」と話す。
鹿児島県さつま町の川内川では梅雨明けからお盆前くらいまで天然うなぎの漁が行われる。漁は筒状の容器に生きたえさを入れて川底に一晩仕掛ける「筒漁」と呼ばれる漁法。川内川漁協の山下組合長は直径およそ7センチ、長さ70センチほどの塩ビ管を仕掛けに使い、川内川でとった生きたテナガエビ10匹ほどをえさに入れる。筒の入口には一旦入ると戻れないかえし口がつけられていて、エビを食べようと入ってきたうなぎを生けどりにする仕組み。5本の仕掛けで19匹のうなぎがとれ、大きいもので70センチ、250グラムほどもあった。天然うなぎは養殖に比べて身がしまって歯ごたえがあり、一般への販売はしていないという。
長崎県大村市ではにんじん畑で連作障害を防ぐための土壌改良などを目的にひまわりを植えている。今里陽一郎さんの畑では今週末にかけひまわりの花が楽しめ、その後ひまわりは畑にすき込み肥料としても使われるという。
大阪・関西万博のナショナルデーの動画サイトを紹介。国際博覧会では参加する国や地域に「ナショナルデー」が割当られ、それぞれの伝統や文化を紹介するのが慣例。ケニアのナショナルデーの動画を紹介。
エスカレーター歩いていいの?。子どもと横並びでエスカレーターに乗っているときに「どいてください」と言われてモヤモヤしたという街の人も。エスカレーターの利用については法律での規定はないが、鉄道各社などは「歩かずに利用」を呼びかけている。
斗鬼教授に聞く。1960年代ごろまではエスカレーターは歩かず2列で利用することがほとんどだった。そんな中、先を急ぐ人のために関西の鉄道会社が「歩く人のために左側をあけてください」というアナウンスをするようになったという。これがきっかけで大阪は右に立つようになったそう。だんだんと歩行が広まっていき、それがここ20~30年で当たり前となった。しかし歩いての利用にはリスクもあり、エスカレーターの事故発生件数は15年間で倍増している。事故をなくそうと各地で模索。名古屋市では歩かず利用することが条例で定められている。AIが歩く人を検知して警告音を鳴らすシステムの開発も行われて、実証実験では歩く人が半減したそう。夢洲駅では、エスカレーターを立ち止まって2列で利用してもらえるようにLED照明で足元に光のマークを示している。万博会場のエスカレーターでも立ち止まって利用する人々の姿が。
田代アナは歩くのがよしとされていた時代の認識がまだある方がいると思う、両側に立つことをいろんなかたちで認識を広めていくことが大事などと話した。伊藤アナは2列で並んで乗ったほうが早いかもなと思うときもあると話した。鷲野ディレクターは歩くのが難しい方もいる、歩いてしまうと大きな事故につながることもあるというリスクもある。正しく利用したいと話した。
石川県金沢市のブランド野菜「打木赤皮甘栗かぼちゃ」。特徴は鮮やかな赤色。発色の工夫は宙づりで栽培。作る農家はわずか3軒。期待の新人が初めての収穫。これから収穫の最盛期。今月末までに1万個を出荷。
次世代の羊羹づくり。学生が取り組むプロジェクト。和菓子店5代目の竹本洋平が「創作ようかん」を紹介。祖父が大阪万博、父が花博に出展していたとのこと。大阪・関西万博を機に新感覚の大阪名物をつくるプロジェクト。大阪府吹田市の関西大学のまちごと万博に登録している「関大万博部」。2年前に結成しおよそ140人が所属。万博会場での販売を目的に開発された非常食アレンジ弁当。乾杯イベントで万博熱を届ける「オリジナルクラフトコーラ&ビール」。環境とし工学部4年の共同代表・西山美里は長崎県出身で大阪万博に興味をもち大阪の関西大学を選んだ。大屋根リングのようかんは彼女が考えたものだった。この日、サプライズを用意。それが箕面のゆずを使った新作ようかん。
お伊勢参りの旅人たちが行き交った三重県玉城町。中心部を通る旧街道には趣のある木造建築が残っている。和菓子店店主・中西茂文が黒みつみたらしだんごを紹介。「擬革紙」とは和紙にシワなどをつけて加工し、動物の皮のようにした工芸品。湿気にも強いため江戸時代には煙草入れとして使われ、日本中で人気を博したという。擬革紙の技術を復活させた「参宮ブランド擬革紙の会」。擬革紙づくりの体験。創業17年のたいやき店。創業した父親はベアリング工場を経営していたがリーマンショックのときに受注が減ったことで従業員の仕事を作るために工場の前にたいやき店を建てたという。
事前予約で「擬革紙」で御朱印、ランタン、万華鏡を作ることができると伝えた。
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全国の気象情報を伝えた。
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このあとは「午後LIVEニュースーン」。
番組を同時に、そして放送後1週間スマホなどで楽しめる「NHKプラス」の紹介。受信契約のある世帯は追加の費用負担なし。
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