姉妹はすぐに救急外来へ。2人はアナフィラキシーを起こしており、すぐに救命措置としてアドレナリンが投与された。家族でお好み焼きを食べたことを知った医師は姉妹に聞き取りを行ったが、お好み焼きの食材にはアレルギーを持っているものは入っておらず、医師は症状からその原因を推測できなかった。翌日に姉妹は退院。その1週間後にアレルギー検査の結果が出たが、やはり食べ物にアレルギー反応は出なかったが、ダニに著しいアレルギーがあった。医師はヨーロッパの学会で、パンケーキシンドロームという似たような症例があったことに気づいた。それは粉製品に紛れ込んだダニに反応するアレルギー症状。当日食べたというお好み焼き粉を確認すると粉の中はダニだらけだった。