屋根もてっぺんまで茅がふきあがり職人の腕の見せ所だという棟仕舞いの作業へ。雨具の蓑ののように棟に被せるのは蓑茅。雨がもれないように茅をへの字に折り曲げて重ねる。行うのは茅葺き歴12年の湯田盛雄さん。丸くしていくが、阿部と三浦も挑戦した。蓑茅が横にずれないようにエビというものをつける。茅を両向きに太さを整え、真ん中に細かい茅を入れて厚みを加えていく。束の外側を軽く縛り、縄を何重にも巻き付けて固くまとめる。足で茅を踏みながら折り曲げていく。形を固定するために弓のように張る。阿部と三浦も挑戦した。二人が作ったエビも棟の両端につけられるという。
そして雨除けの蓑茅を敷いていくがこの蓑茅を風で飛ばないように千木と呼ばれる木をのせたり、竹で固定したりするが今回は土を乗せる芝棟。上から蓑茅で木材をおさえる。緑のロープで仮止めし、下の茅をおさえている竹に通して結んでおく、その後杉の皮をのせて土が滑りおちないように杉の木の丸太をつける。土が乗る杉の皮は横方向に二重にしていく。この杉の皮は棟にそってアーチ状に曲がるように小椋さんが水につけて柔らかくしていたという。スギの木の丸太が屋根の上へ設置。杉の皮をさいて下の緑のロープを取り出し銅線を結びつける。緑のロープをひっかけることで銅線を手が届かない竹の下に通し、取り外して銅線に結び直し、また緑のロープを引っ張れば銅線が二重にロープの仮止めはこのためだった。丸太の締め上げ作業に使うのは、ハンマー。叩いて沈んだ分、銅線を締めあげる。下からも水平になっているかをチェックし、こうして丸太が固定された。棟の端に切込みを入れ、揃えていく。最後に余分なスギの皮を切って土を乗せる準備が完了。
そして雨除けの蓑茅を敷いていくがこの蓑茅を風で飛ばないように千木と呼ばれる木をのせたり、竹で固定したりするが今回は土を乗せる芝棟。上から蓑茅で木材をおさえる。緑のロープで仮止めし、下の茅をおさえている竹に通して結んでおく、その後杉の皮をのせて土が滑りおちないように杉の木の丸太をつける。土が乗る杉の皮は横方向に二重にしていく。この杉の皮は棟にそってアーチ状に曲がるように小椋さんが水につけて柔らかくしていたという。スギの木の丸太が屋根の上へ設置。杉の皮をさいて下の緑のロープを取り出し銅線を結びつける。緑のロープをひっかけることで銅線を手が届かない竹の下に通し、取り外して銅線に結び直し、また緑のロープを引っ張れば銅線が二重にロープの仮止めはこのためだった。丸太の締め上げ作業に使うのは、ハンマー。叩いて沈んだ分、銅線を締めあげる。下からも水平になっているかをチェックし、こうして丸太が固定された。棟の端に切込みを入れ、揃えていく。最後に余分なスギの皮を切って土を乗せる準備が完了。
住所: 茨城県常陸太田市