イオンではカリフォルニア産の「カルローズ米」の販売を進める方針で「かろやか」と命名されている。4kgで2894円だという。ファストコムホールディングスでは福利厚生の一環でコメの配布を月3日行っている。秋田県の農家などと契約し、毎月3kgを無料で提供している。高騰の続くコメだが、東京商工リサーチによると去年は過去最多の89軒のコメ農家が倒産・休業などしているという。一方でコメ農家が作付面積を増やしていく様子も見られる。また、再生夏と秋で2度コメを収穫する二期作の研究も行われていて、1回目に40cmほど茎を残すと秋にかけて稲穂が実るのだという。現在は「にじのきらめき」という品種でのみ可能となっているが、1.5倍ほどに収穫量が増えるのだという。5kg約5000円という店も見られる中、価格安定の鍵となる備蓄米については出回りが増えることが予想されているが、コメの価格がいつ安くなるのかを伝えていく。