きのう訪れたのは横浜市にあるバナナの加工工場。工場にずらりと並んだバナナだが、この場所で行われているのが熟していない緑のバナナを黄色く熟成させる作業だ。輸入されたばかりのバナナは緑。成熟した黄色いバナナは有害な虫が付きやすく輸入が禁止されているため日本には全て緑の状態で届くという。緑のバナナを美味しくするために使われるのが「室」と呼ばれる部屋。こちらに「エチレン」の気体を充満させ、1週間ほどたつと甘く黄色いバナナが出来上がるという。美味しいバナナを作るために必要不可欠な「エチレン」。その原料となっているのが事実上のホルムズ海峡封鎖により国内で不足している「ナフサ」だ。ナフサ不足をめぐってはこれまでの医療用品、バスタブ、プラスチック製品などに影響が出ている。日本バナナ輸入組合によると中東情勢が長期化した場合、ナフサ不足が深刻になりバナナが品薄になることも考えられるという。この工場ではエチレンの在庫はまだあるとしているが、ドールはナフサ不足による動向を注視していくとしている。
