先月、政府は子どもや若者の性被害防止に向けた緊急対策パッケージを取りまとめ、男性・男児のための性暴力被害者ホットラインの新設が盛り込まれている。昨日の会見で、小倉こども政策担当大臣は、「来月下旬には実際に相談を受け付けることができるよう準備を進めている」と述べた。窓口では、男性・男児の性被害の知見を持つ相談員が対応し、粗づ案者の意向を尊重しながら話を聞き、相談内容に応じて専門機関を案内するなどの支援を想定しているという。男性の性被害当事者からは、加害者の性別や被害者の性自認などにより、個別の配慮が必要だとして、相談員の性別などを選べる体制を求める声があがっている。