11月20日は、35年前に国連で子どもの権利条約が採択された日。東京・世田谷区にあるさくらしんまち保育園では3歳から5歳児の給食に、量や食材を1人1人が選べるセミバイキング形式を取り入れている。また家庭によって朝食の時間が違うほか、ものづくりなどに集中しているときはそれを優先させようという思いなどから、給食を食べ始める時間も1人1人が選べるようにした。東京学芸大学・吉田伊津美教授によると、「自分から『食べたい』と思って食べる積み重ねにより、食の興味の幅が広がる」「友達や先生などと一緒に食事を楽しむ中で、苦手な食材に挑戦する意欲につながる」という。