今注目されている中古住宅専門の不動産会社は、地方都市を中心に年間5000戸の家を買い取っている。買い取ったあとはリフォームし中古物件として販売している。購入者の多くは賃貸から持ち家に住み替えたいというファミリー層。国の調査でも20年前と比べると新築を希望する人は減り続け、中古住宅でも良いという人が逆転している。鳩山ニュータウンでは空き家を使って若い世代を呼び込もうと、地元の建築事務所に地域の魅力の掘り起こしを依頼した。空き家見学ツアーを実施すると参加者から地元の人では気づかない魅力が見つかった。今は近隣大学に通う学生をターゲットにし、空き家をシェアハウスとして活用している。