先月24日、都内で行われた美川憲一さんとコロッケさんによるジョイントコンサート。その開演3時間半前、杖を片手に最初に会場入りしたのはコロッケさん。コロッケさんは”五木ロボット”などの爆笑パフォーマンスのやり過ぎが原因で変形性膝関節症を発症。今年2月。両膝に人工股関節を入れる手術を受けていた。しかし術後も無理にパフォーマンスを続けた結果、膝の状態が悪化し緊急入院。番組のカメラに後悔の念を語っていたコロッケさん。入院生活は6月初旬まで続いていたという。恩人とも言える美川さんとの共演のため、リハビリを続けきょうはベストコンディションだというコロッケさん。しかしまだ膝への負担がかからないよう杖や専用の椅子は欠かせない。早くに会場入りし、膝のリハビリをしていた成果か、リハーサルは杖なしで移動し「五木ロボット」もサラリと披露。膝の状態は「良くなってきているが完璧ではない。仕事がリハビリ」などと話す。人工関節が馴染んできた今、悪化する心配は殆どナイという。一方、コロッケさんがリハーサルを終えた頃に会場入りしたのが今年79歳を迎えた美川憲一さん。リハーサルが始まるなり朝イチとは思えない美声を響かせる。この日は初対面の美川さんとコロッケさん。挨拶はわずか20秒だけ。それどころか2人揃ってのリハーサルは一切なし。
開演5分前。コロッケさんはメイクや小道具のチェック、膝のストレッチを行うなど念入りな準備を行う。一方の美川さんは開演1分前に舞台裏へ。そしていざ開幕。ジョイントコンサート1曲目は美空ひばりさんの「お祭りマンボ」。息のあったパフォーマンスで会場を盛り上げる。顔合わせわずか20秒でも絶妙なコンビネーションでライブを盛り上げる美川さんとコロッケさん。それもそのはず、ジョイントコンサートはもう35年になるという。きっかけはフジテレビのモノマネ番組での本人登場だった。いまはお約束の”ご本人登場”の演出は美川憲一さんとコロッケさんだった。当時人気が低迷していた美川さんだったが、この出演をきっかけに再ブレイク。歌手としてではなく”毒舌キャラ”として”芸能界のご意見番”としての地位を確立した。一方でコロッケさんがブレイクしたきっかけは今や代名詞となっている”美川ものまね”。持ちつ持たれつ、互いに「恩人」と認め合う2人だが、実際のところはお互いどう思っているのか。コロッケさんは「御本人がいないと出来ない仕事をさせていただいて、その上に御本人にかわいがっていただいている。一番お世話になっている、いちばん大切な方」、美川さんは「私はコロッケがいなかったら寂しい。尊敬する。歳は私のほうが上だけど、刺激し合って頑張っていきましょ」などと話す。
開演5分前。コロッケさんはメイクや小道具のチェック、膝のストレッチを行うなど念入りな準備を行う。一方の美川さんは開演1分前に舞台裏へ。そしていざ開幕。ジョイントコンサート1曲目は美空ひばりさんの「お祭りマンボ」。息のあったパフォーマンスで会場を盛り上げる。顔合わせわずか20秒でも絶妙なコンビネーションでライブを盛り上げる美川さんとコロッケさん。それもそのはず、ジョイントコンサートはもう35年になるという。きっかけはフジテレビのモノマネ番組での本人登場だった。いまはお約束の”ご本人登場”の演出は美川憲一さんとコロッケさんだった。当時人気が低迷していた美川さんだったが、この出演をきっかけに再ブレイク。歌手としてではなく”毒舌キャラ”として”芸能界のご意見番”としての地位を確立した。一方でコロッケさんがブレイクしたきっかけは今や代名詞となっている”美川ものまね”。持ちつ持たれつ、互いに「恩人」と認め合う2人だが、実際のところはお互いどう思っているのか。コロッケさんは「御本人がいないと出来ない仕事をさせていただいて、その上に御本人にかわいがっていただいている。一番お世話になっている、いちばん大切な方」、美川さんは「私はコロッケがいなかったら寂しい。尊敬する。歳は私のほうが上だけど、刺激し合って頑張っていきましょ」などと話す。