東急田園都市線・三軒茶屋駅から歩いて約6分にあるのは盛岡じゃじゃ麺専門店 じゃじゃおいけん。わんこそば、盛岡冷麺と並んで盛岡三大麺と呼ばれている。味の決め手となるのは自家製の肉みそで、まろやかなコクとほのかな甘さが評判。盛岡じゃじゃ麺の楽しみ方は味変。中でも店主のおするめは自家製の一升漬け。東北地方では定番で、青唐辛子と米こうじ、醤油を漬け込んだ調味料。食べ終わった丼に生卵を溶き、麺のゆで汁や肉みそ、ネギを入れて作るのがチータンタンというスープ。店主の及川憲司さんは20歳で上京しモデルや俳優として活動していた。一方飲食店のアルバイトで料理の腕も磨き続けていた。そして2003年にジャジャ麺専門店をオープンした。及川さんは東京でのオープンで反対されたが盛岡じゃじゃ麺もすき間に入れると思ったと話した。味の改良に試行錯誤すること1年、盛岡ではやわらかい麺にしょっぱい肉みそだが東京ではもちもち食感の麺に塩分控えめの肉みそに仕上げた。これにより徐々にお客さんが増えていき、2023年には盛岡市にオープンした。