穏やかな高気圧に覆われた4日の日本列島。都内でも晴れ間が広がった。東京都心では最低気温が22.8℃と関東が梅雨明けした7月18日以降、最も涼しい朝に。ここに来て涼しくなった東京。実際、気温も2日から下がっていて、寒暖差は約12℃。気をつけたいのが“寒暖差疲労”と言われる体調不良で、気温の差が大きくなることで、体温を調節する自律神経が乱れ疲労がたまる。対策について、せたがや内科神経内科クリニック・久手堅司院長は「首や肩まわりがガチガチになっていたり冷えていたり血流が悪かったりするので、そこだけマッサージや体操をするだけでもだるさが取れて、寒暖差の不調が改善することが多い」と話す。また、体を冷やさないようにするためエアコンの温度調整に気をつけるほか、しっかり睡眠をとることなども大切だという。全国的に、5日からまた暑くなり、週末には猛暑日になるところも。体調管理にはまだまだ注意が必要。