そごう・西武の新経営陣は、従業員向けに店舗の閉鎖やリストラは行わないと説明する一方、西武池袋本店の面積縮小を初めて伝えたことがわかった。新たに代表取締役に就任したフォートレス・インベストメント・グループの劉氏らは、従業員に向け、事業の継続と雇用の維持を強調したが、西武池袋本店について、面積縮小を伴う全館改装を想定しているとした上で、従業員の業務に大きな影響を及ぼすことが予想されると述べた。フォートレスは、西武池袋本店の改装費用に400億円ほどを投資する予定だが、百貨店事業の継続を求める労働組合側と、今後厳しい交渉に臨むことになると予想される。