上智大学文学部教授の音好宏と、The HEADLINE編集長の石田健がゲストに登場。音は2023年10月21日の放送で旧ジャニーズ事務所の性加害問題とメディアの沈黙を特集した際にも出演しており、この放送ではフジテレビの今後の方針として人権尊重について普遍的かつ最重要の理念と考え、全てのステークホルダーに対して基本的人権を尊重する責任を果たすように努力すると結論付けており、中居氏の件は一昨年6月ですでに当時には発生しており、人権尊重が血肉化されていたのか非常に憂いており、今回は怒る立場で来たのだと表明した。フジテレビの会見にも参席していた石田は、こうした場合にはアジェンダ設定や二次加害の報道のあり方が真っ先に批判の的になるが、会見では批判があったからコンプライアンスや人権といった言葉を用いているように感じたなどと明かした。
「中居氏を番組に起用し続けたことについて」への視聴者の声を紹介。フジテレビはトラブルを把握した後も「だれかtoなかい」を約1年半にわたり継続放送し、スポーツの特別番組のMCに中居氏を起用してきた。石田らはフジテレビ側が女性に配慮したからですという一点だけで説明しているが、女性が本当に報じることを臨んでいないにしても、もう少し踏み込んだ報道ができたはずなどと語った。音は中居に関しては起用打ち切りというチャンスは幾度もあったはずであり、視聴者ファーストかつスポンサーへの説明ができていなかったことは悔やまれるなどと伝えた。石田らは被害女性の心身に刺激がなどという発言自体が人権意識への希薄さが現れており、また被害女性が秘匿してほしいや仕事に復帰したいと言っていたということだけが公になっているものの、どのような状況や環境での発言であったのかについて誰も会見でも質問する人がおらず、被害女性が居ない状態で会見が進められていた状況に根深さを感じたなどと明かした。石田らはメディアというものは知識や知見を世にシェアする役割があり、今回の会見であればメンタルヘルスなどの実証的研究・知見を含めて語り、質問するべきであり、そういったことが全くなく執り行われたことは報道業界全体が人権問題への理解が遅れていると言えるなどと伝えた。
「中居氏を番組に起用し続けたことについて」への視聴者の声を紹介。フジテレビはトラブルを把握した後も「だれかtoなかい」を約1年半にわたり継続放送し、スポーツの特別番組のMCに中居氏を起用してきた。石田らはフジテレビ側が女性に配慮したからですという一点だけで説明しているが、女性が本当に報じることを臨んでいないにしても、もう少し踏み込んだ報道ができたはずなどと語った。音は中居に関しては起用打ち切りというチャンスは幾度もあったはずであり、視聴者ファーストかつスポンサーへの説明ができていなかったことは悔やまれるなどと伝えた。石田らは被害女性の心身に刺激がなどという発言自体が人権意識への希薄さが現れており、また被害女性が秘匿してほしいや仕事に復帰したいと言っていたということだけが公になっているものの、どのような状況や環境での発言であったのかについて誰も会見でも質問する人がおらず、被害女性が居ない状態で会見が進められていた状況に根深さを感じたなどと明かした。石田らはメディアというものは知識や知見を世にシェアする役割があり、今回の会見であればメンタルヘルスなどの実証的研究・知見を含めて語り、質問するべきであり、そういったことが全くなく執り行われたことは報道業界全体が人権問題への理解が遅れていると言えるなどと伝えた。