探査船・ちきゅうが海底レアアース泥回収に世界で初めて成功した。持ち帰ったレアアース泥は研究施設で泥水の成分や海底で得たデータを分析。泥からレアアースが実際に精製できるか試みる。レアアース泥は放射線物質などの有害物質をほとんど含まないため、産業廃棄物などの処理工程が少なくなる利点もある。今後は1日最大50トンの泥を引き上げる本格的な試掘を行う計画、試験開始までに南鳥島に泥から海水を抜く脱水処理をする施設を建設予定。2028年3月までに価格や採鉱コストを踏まえた採算性について報告書をまとめることになっている。石井正一氏は日本の経済安全保障の観点から供給源の多様性が重要、選択肢の一つとして南鳥島のレアアースが少しでも貢献できばとした。
