競技かるたはおよそ800年前、鎌倉時代に作られた小倉百人一首を使い120年前に誕生した。かるたは上の句と下の句に分かれており、競技者には下の句が書かれた50枚が配られ25枚を自分の陣地に並べる。読み手が箱の中からランダムにかるたを選び読み上げられた上の句の続きが書いてある下の句の札を取り合う。相手陣の札を取れば自陣の札を1枚渡すことができる。先に自陣の札25 枚を無くした方が勝利。ちはやふるでも話題になった0.1秒を争う技の数々がある。札を触るか競技線から出すと取ったとみなされる。払い手を披露した。取り方は他にも突き手、押さえ手などがある。囲い手は手で札を囲うことで相手の払いを防ぎ自ら札を取る攻守兼用の技。判断が微妙な時は選手同士が話し合う。審判はどちらが正しいか経験をもとに判断する。技のスピードを上げるために授業終わりに3時間の練習、土日は試合形式で7時間の練習をしている。友札は上の句の途中まで同じ音の札で百人一首には多く存在しどの札かを特定できる文字を決まり字という。渡り手は決まり字が読まれる前に両方の札を払う技。読まれた札と同じ陣地にある場合、お手つきにならない。百人一首の中でkから始まる歌は13札あるが耳の良い選手は瞬時に子音と母音を聞き分ける。