先月、東京ビッグサイトで開催されていた日本各地の木工品が集まる「WOODコレクション(モクコレ)2026」。ビジネスマッチングなどを目的に木の新たな可能性を提案する出展物が並ぶ中、岩手県のブースに展示されていた商品は、盛岡市のクロス・クローバー・ジャパンが製作した猫のおもちゃ「ちょいちょいBOX」。被災地から発生した被災木を使用している。去年2月、岩手県大船渡市で発生し、平成以降国内最大規模の被害となった山林火災。発生から1年、火災で焼けた被災木は表面が焼けているものの、内側は健全な木材ど同強度で資源としての活用が模索されている。ただ、その見た目からネガティブな印象を持たれてしまう課題もあり、岩手県は地元企業と連携し、木を使う取り組みを進めている。今回のブースにもキーホルダー、積み木など被災木から生まれた商品を展示し、県内外に取り組みを拡大していきたい考え。岩手県農林水産部林業振興課・菊地明子林業・木材担当課長は「少しでも早く被災地が再生することを目標に我々は一歩一歩前進していきたい」などと話した。
