とうもろこしは一般的に茎一本につき2つ以上の実をつける。栄養が分かれてしまうため1つを間引いてヤングコーンとして収穫する。高価なピュアホワイトに対しヤングコーンは単価が低いため生産効率が悪く手間をかけて出荷する生産者は少ない。さらにピュアホワイト自体育てるのが難しいという。とうもろこしの花粉の飛距離は半径約300m。黄色いとうもろこしの花粉がつくと黄色い粒が入って商品価値が下がってしまう。ヤングコーンの収穫時はヒゲの長さが5~7cm。日本にとうもろこしが伝来したとされるのは安土桃山時代。織田信長はとうもろこしの美しいヒゲを観賞用として愛でたと言われる。