スタジオでMCの高橋ひかるが2000年9月に放送した「にんげんドキュメント さよならレザン ~盲導犬とテノール歌手~」を紹介した。全盲のテノール歌手(天野亨さん)と5年間を共に過ごした盲導犬との別れを記録したドキュメンタリー。天野さんはレザンについて「自身の体の一部のようだ」と表現している。あるときレザンは後ろ足を痛めてしまい、1年間通院したものの治る見込みがなくなった。天野さんはレザンを早めに引退させ、新しい家族と余生を過ごしてもらうことに決めた。レザンとの最後のコンサートで、天野さんはレザンに向けて歌を歌った。レザンに向けて感謝の歌を歌う天野さんと、その後の別れの映像が「3分ドキュメンタリー」として紹介された。NHK+ではこのドキュメンタリーのフルバージョンを見ることができる。レザンを引き取った得田さんによると、レザンはその後女性の自宅で元気に暮らし、16歳で亡くなったという。天野さんは1年に1度はレザンに会うため得田さんのもとを訪れていたという。