まずは松田好花が駅前に勧誘がいると答えて正解となり10点となった。現在の熱海駅には一人もいないがかつてよくみられた光景となっており、客を勧誘する旅館やホテルのスタッフだった。しかし1980年頃も宿の電話予約は可能であったが、宿泊施設は現在の1.4倍で値下げ交渉もできたため「気軽に行って安く泊まる」が熱海旅行の1つの醍醐味だった。もちろん当時予約するお客さんも多く、特に社員旅行などの団体客が続々とやって来ていた。だが1990年代にバブルが崩壊し、不況で社員旅行が実施されず熱海の旅行客が激減し宿泊施設も減少した。現在は昭和レトロを観光資源にPRし「熱海プリン」「のめる熱海ヨーグルト」などのご当地スイーツや、海鮮を使った食べ歩きグルメが若者を呼び人気が復活しランキング1位となったのである。ちなみに和室の宿にある窓際スペースは廊下の名残となっている。昔の宿は廊下で囲まれた大きな和室を障子などで仕切っただけのものが一般的だったが、この和室を個室に改築する際廊下ごと壁で仕切ったことでこのスペースが誕生した。これが好評となり、旅館の和室のシンボルになった。