備蓄米の入札をめぐり、公表されたコメの産地などの一部に誤りがあったことが分かり農水省が訂正を行った。入札は予定通り行われる。農水省が3日に公表した入札公告の表記で、コメの数量や銘柄、産地などが一部誤っていた。誤りの例としては、宮城県産と示されていた一部が秋田県産だったことで、2023年産の宮城県産ひとめぼれは当初の公表分より2000トンほど少なかったという。ただし、今回放出される総量が15万トンであることに変更はなく、入札は予定通り10日から12日に行われる。農水省は「申し訳なかった」とした上で、「今後このような事がないよう努めていく」とコメントしている。