国土交通省は、宅配便は「置き配」を基準とする案などを議論する検討会を設置。標準サービスは「置き配」、手渡しは追加料金が発生することなどを議論する見通し。年内をめどに見直しの方向性をまとめ、あす第1回の検討会を開催。2023年には50億個超えの宅配便があり、14年間で19.7億個増。2025年4月の再配達率は8.4%(年間約5億個)。国交省は2025年3月末までに再配達率6%を目標にかかげていたが未達成。背景には深刻な人手不足などがあり、”物流の2024年問題”により2030年度には輸送力3割減といわれている。また吉間さんは「若者が重労働な業務を避ける傾向にあり運送業界の人手不足が加速している」と話す。
東京都内の配送会社を取材。ドライバー1人あたり1日約150~250件の配達を行うという。取材した2人の配達件数は約160件で、そのうち不在件数は25件。配送会社代表は「宅配の荷物は1個届けて1件分の報酬。1回で届けても、再配達で2~3回行っても報酬は同じ1件分」だと話す。また過酷な”タワマン”配達も問題となっている。とある宅配ドライバーは「タワマンの宅配ボックスは午前中に満杯になることが多く、毎回約3分の1が再配達になる」と話し、「置き配」自体がNGなタワマンもあるという。
東京都内の配送会社を取材。ドライバー1人あたり1日約150~250件の配達を行うという。取材した2人の配達件数は約160件で、そのうち不在件数は25件。配送会社代表は「宅配の荷物は1個届けて1件分の報酬。1回で届けても、再配達で2~3回行っても報酬は同じ1件分」だと話す。また過酷な”タワマン”配達も問題となっている。とある宅配ドライバーは「タワマンの宅配ボックスは午前中に満杯になることが多く、毎回約3分の1が再配達になる」と話し、「置き配」自体がNGなタワマンもあるという。